教員のための博物館の日◆inピースあいち
ボランティア  村林 美佐




 8月20日「教員のための博物館の日」が開催されました。昨年に続き、第2回目です。昨年は6人の参加者でしたが、今年は15人の小学校や高校の先生方などにご参加いただきました。

 実践報告として、名古屋市立中学校教諭の西田義弘さんにお話しいただきました。タイトルは「戦争と平和を学ぶ中学生『ピースあいち』平和新聞を通して」です。西田さんは、名東区猪高中学校に赴任された時からピースあいちと関わった実践を続けていらっしゃいます。2023年度には、西区平田中学校に赴任され、夏休みにピースあいちへの訪問を軸にした平和新聞の課題を出すなどの取り組みを紹介されました。
 続いて、戦争体験語り継ぎ手の中村桂子さんが「娘が語り継ぐ父の沖縄戦」と題して、お話しされました。テレビ番組を使った、とても分かりやすい構成でした。これまでの語り継ぎでの子どもたちとの交流も紹介され、「命を大切に。平和を愛して、戦争を起こさない。今日知ったことを他の人に伝える」というメッセージがよく伝わりました。
 続いて、ボランティアの加藤さんから所属資料の借用方法の説明と、ボランティアの吉岡さんから常設展示のガイドが行われました。宮原館長は、「子どもたちにはいつも『ここは学校と違うからね。博物館は自由な学びの場で、なにを学ぶかは自由』と言っています」と挨拶されました。

 その後、参加者の自己紹介と意見交流が行われました。


「国語科で戦争に関わる文学を教えるので、勉強に来ました。西田先生が恩師です。」

「2回目の参加です。お話をされる方からの学びが多いです。」

「近くに住んでいますが、なかなか来る機会がなく、初めて来ることができました。」

「日本史の担当ですがまだまだ知らないことが多い。実物教材がますます重要になってきました。」

「参加申し込みを忘れて、しれっと座りました。小6の担任をしていて、戦争の問題は子どもも興味を持つし、参加して良かったです。」

「英語科ですが、探究を担当していて、平和や人権の教育に取り組んでいきたい。」

「愛知教育大学の学生で先生に紹介されて来ました。」

「ピースあいちは前から知ってはいましたが、ちょっと胡散臭いかなと思っていました(笑)。初めて来てみて、立派で驚きました。」

「ここ10年ほどで学校の雰囲気が変わってきていて、20年前にない反応が出てきている。学校祭の企画で、平和のモニュメントを見て「これって偏っているね」と先生の会話に出てくる。「中立」と何だろうと思い、ここでヒントを得たいと思ってきました。」

など、さまざまな意見が発表されました。
 その後もあちこちで意見交換が行われ、平和の問題に取り組もうとしている先生方の交流の場になりました。