今月のピースあいち◆来館者アンケートから
今年もあとわずかです。この一年ピースあいちは「戦後80年 平和な未来のために 今 知る 考える 動く 伝える」をテーマに様々な企画・取り組みを通じ、みなさんと「戦争と平和」について考えてきました。ご来館のみなさん、語り手派遣事業で出会ったみなさんから今年もたくさんのアンケートを寄せていただき、大きな励ましをいただきました。ありがとうございました。
「命の壁」を見るのがしんどかったです。今が平和でよかったと感じるところばかりでした。バクダンが落ちる映像を初めて見て苦しくなりました。アルバイトで売り子をしているバンテリンドーム付近であのような苦しい思いをした方がたくさんいたのは知らず、新しい学びがありました。私の身近なところにも戦争があったんだなと思いました。(20歳)
校外学習で子どもたちといっしょに訪問しました。今の小学生にとって戦争は教科書やテレビでチラッと学ぶ、遠い存在です。正直私にとっても身近なものではありません。こうやって実際に話を聞いたり、資料を見たり…とても貴重な経験になりました。今日聞いたことや感じたことをどんどんまわりに話して広げ、“戦争”をゆるさない人になってほしいと思います。(27歳)
貴重な寄贈品展示を拝見させていただき、誠に有難うございました。一つ一つの展示に詳細な説明文が添付され、たいへん理解しやすい展示で感銘しました。2階の中学生の皆さんの詳細な感想文はとても中学生には思えず、大変驚きました。指導される先生のご尽力とともに、こうした教育は中学生からで決して遅くなく、むしろ感性豊かな生徒さんだからこそ素晴らしい試みに思います。(74歳)
祖父母、父母から戦時中、戦後のことをよく聞かされていました。家には戦中のはんごう、水筒、弁当箱、国防色の服、帽子等残っていました。親戚のおじさんは、外地で戦死していました。以前、特攻隊のみなさまの遺書や手紙をみたことがあります。この度は「ピースあいち」で残された資料を目のあたりにして胸がしめつけられました。戦争はダメ!戦争のない平和を大事にせねば、と強く思います。
今まで知らなかったことが知れてよかったです。特に意識が変わったのは「加害」についての展示でした。(20歳)
「クリスマスツリー、花火を見ると戦争の時の記憶を思い出す」という体験者の言葉が心に深く残った。80年たってもトラウマのように思い出す戦争は、どれほど怖かったのか計り知れない。(20歳)
戦争中の人々の暮らしや、なにで命を奪われたのか、詳しいことをこの館を訪れたことでよく知ることができました。とくに「命の壁」では実際の写真が使用されていたので、戦争がどれほど残酷なものだったかをより知ることができました。また1階の「現代の戦争と平和」では、今私たちにできることは何か考える機会になりました。(21歳)
道徳や歴史の授業で学んだことよりもずっと詳しく、戦争について知ることができる貴重な場所だと感じました。図書の資料がとてもたくさんあるのが印象的に残りました。(20歳)
教科書には載っていない戦争の真実を学ぶことができました。ウクライナやガザのように一度戦争がはじまれば簡単には止められない事、二度と戦争をしないと誓った憲法9条を何としても守り抜かなければならないと思いました。(49歳)
中学校で少しは学んで来たけど、本物はよりひさんで、でも目をそむけられない現実だということがよく分かりました。これからも戦争について考えるのをやめないようにしていきます。(14歳)
戦争は過去のはなしじゃない。今のはなしだからこれからもたくさん学んで、みんなが笑顔でいられるようにしたいです。(14歳)
今日、戦争に直面した人の話を聞いた。日本がこれから平和に過ごすために、どうしていくべきか考えた。前あった事をしっかり次の世代にもつないでいこうと思った。(18歳)