今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 このところ暖かくなったり寒くなったり、天候の変化が続いています。そんな中でも、近くの平和公園の梅の園は満開! ピースあいちの2階プチギャラリーでは「神丘中学生が未来の中学生に贈るメッセージ」展が開催されています。歴史学習の集大成として165人の生徒が取り組んだものです。未来への思いや希望がプチギャラリーいっぱいにつまっています。ぜひみなさんにみていただきたいです。

「目をそらさないでください これが戦争です」というメッセージが印象に残りました。戦争というと、軍の衝突や銃撃戦などの風景をイメージしてしまいがちですが、それが終わった後の大量に転がる死体の数、兵器や軍用車、鉄砲でできた穴でうめつくされる戦場や、空襲を受け、町中でも死者が多く出て、家を失いさまよう人々など、裾野が広く、将来にわたって爪痕を残すものだということを再認識しました。また同時に、私たちの社会はあれほどの破局というか犠牲を払ってもなお、戦争の経験やその反省を引き受けられているのか という懸念も感じます。たまたま立ち寄った形になりますが、過去の記憶をいかに継承していくか考えていきたいと思いました。(26歳男性)

戦争は、おそろしいと思いました。学校で友だちに教えてあげようと思いました。(12歳女性)

お話をきいて、戦争のことを詳しく知りました。私のおばあちゃんが戦争を経験していて、話をきいていましたが、こんなにも被害がたくさんあったのにびっくりしました。(11歳女性)

学校で戦争のことを多少知っていたけど、ピースあいちに来てそのひどさがより分かった。(12歳男性)

お話や展示をとおして、戦争は人々のいのちを奪ったり、生活がたいへんになって戦争がよくないことがわかりました。たくさんの人をぎせいにして、いろんな人や戦争をけいけんした人のことがよくわかりました。(12歳女性)

戦争の苦しみや悲しさが心の傷となり、深く残りました。今の時代が平和なことに感しゃしたいです。(12歳女性)

これから戦争がないように、戦争の出来事、悲しみ、苦しみを伝えて、平和が続くように伝えていきたい。(12歳男性)

ウクライナしんこうやハマスのそしき、きたちょうせんのどくさいしゅぎがなくなりますように。かくせんそうがなくなりますように。ぼくはせかい平和がうれしいです。(9歳男性)

いままでいろいろな資料館などをみて、いろいろつらいことがあることがおもいしらされます。いま、世界中で戦争があります。かんきょうはかいにもなり、大切な人はいなくなってしまいます。このことを一度でも、一ミリでも知らないといけないと考えています。(11歳男性)

歴史がつながっており、今の暮らしがあることが実感できてすばらしいとりくみでした。名古屋の空襲があんなに大変だったとは知りませんでした。(43歳男性)

令和の時代にこのような資料館ができ、感銘しました。同行のフランス人青年25歳も「ベリーグッド」と言っておりました。(63歳男性)

1階の年表が2011年までだけれど、その後も戦争が絶えない。人類はかしこくないなあと思います。これだけ学者がいて、研究されてても、戦争や貧困はなくならないのかと思います。日本では、戦争経験者は減りつつあるとのことですが、世界にはたくさんいるので、それも知っていかないといけないと思いました。いろんな資料が集めてあって、大切な資料館だと思いました。(59歳女性)

一年でこれだけの寄贈品がある事に驚きました。加害の歴史にもふれていて、また来ます。(63歳女性)

わかりやすい展示で素晴らしいです。少々交通の便がよくないですが、多くの人、特に若い人に見てもらいたいと思いました。(60歳男性)

戦争の遺品展があるということで来館しました。先の戦争のことは忘れてはならないと思います。私の父も従軍していました(中国中部)。(70歳男性)

教科書にはのってないことをたくさん学べてよかった。戦争という事実を後世に伝えていくことが大切だと感じた。(14歳男性) 

加害の歴史も含めて、吉岡さんが大変わかりやすく解説してくださり感謝申し上げます。14歳の息子にとっても私にとっても、大きな学びとなりました。今後の仕事に生かしていきたいです。

話は何度もお聞きしていましたが、やっと訪問できました。貴重な資料を思いを込めてつないでこられた活動を少しだけ知ることができました。(67歳女性)

一つひとつは聞いたことがあってもまとめて見るとあらためて考えてしまいました。(60歳女性)

今のこの時代だからこそ(ウクライナ、イスラエル、能登地震…)、展示にとても見入ってしまいました。(51歳男性)

館内の展示は非常にわかりやすく、大変心に刺さりました。親としても子どもにこの戦争のことを伝えなければいけないと感じました。(32歳男性)

第11回寄贈品展を見に来ました。たくさんの展示があり、勉強になりました。平和の尊さ、大切さを感じました。(66歳男性)

愛知県内の戦時の歴史を詳しく知ることができました。戦争のことを知る機会が少なくなっている中でとても貴重な経験をすることができました!卒業論文作成時にまたお話をうかがいたいと思います。(20歳男性)

被害の歴史だけでなく、加害の歴史にも目を向けて学ぶことができよかったです。卒業論文への学習の一歩になりました。(21歳女性)