今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 寄贈品展の関連イベントを開催しました。久々のイベントでしたが定員いっぱいのお客さま。いただいた感想や小学校の平和授業での来館で寄せられたアンケートなども紹介します。 ピースあいち近くの平和公園の梅の花はもう満開です。

大学で博物館学芸員課程を取っており、資料の扱いについてのお話をお伺いでき大変勉強になりました。ウクライナ・ロシア間の侵略戦争も一年になります。今日のお話を聞いて、世界で“今も戦争に苦しむ罪なき人”がいることに心を寄せ、アジア太平洋戦争だけでなく様々な戦争の歴史に関心をもち、心にきざもうと思いました。(23歳女性)

大学で日本の歴史を学んでいます。専攻は中世や古代のため、戦争のことについてはあまり知りません。しかし、歴史を知る中で戦争はあまりに最近の出来事ではないか、と感じるのです。私や両親、祖父母の記憶になくとも、曾祖母(もう亡くなりましたが)にはその記憶があったのです。哀しい事に、人はいくら見聞きしたところで体験には劣ります。それでも知ることに大いに意味があると思うのです。戦争体験者がいなくなるとはどういうことか。平和の訪れとも、歴史の損失とも言えます。身近なことであると認識することはとても重要だと思うのです。展示の内容では、命の壁と呼ばれる写真たち、素晴らしいと思いました。昨今の日本、いや世界では、インターネットやSNSの普及で、様々なルールがしかれています。あのような写真は、「センシティブ」なものとして、表立っては載せられないでしょう。目に毒であるとしてその対象物を排除するのは、本当に今後を生きる人類のためになるのか、考えさせられます。このような資料館を支えてくださる皆様に感謝するとともに敬意を表します。(21歳女性)

私の大叔父がビルマ戦線で戦死しております。15年戦争における被害と加害をしっかり紹介されていて、平和に対する想いが大変感じられました。(23歳男性)

地下鉄の駅でこちらの案内を見て気になっていました。実際の品々は、現実にあったんだなと実感できました。保存・保管、大変ななか、貴重な展示ありがとうございます。(56歳女性)

小さい時のこと思い出しました。なつかしさがよみがえりました。今日は娘につれてきてもらい、平和の思いが孫たちにもあるようにと思った一日でした。(88歳女性)

企画展の現物展示は戦中のリアルさが伝わり、胸が詰まる思いでした。(79歳男性)

ほんとうにあったことなんだとじっかんがわいて、たいへんだったことがつたわってきました。こんなことがまたおきないことねがってます。(中学1年女性)

人と人が殺し合うのは絶対におきてはいけないことで、戦争は人を変えてしまうということが分かりました。戦争が起きる前に話し合いで終わらせてほしいと思いました。

ひいおばあちゃんがせんそうをたいけんしているらしいのですが、聞いたらおこるらしいのでなにも聞けませんでした。今日のお話で、聞くだけでもとてもこわさが増しました。(中学1年生女性)

平和ということは戦争がなくて皆が幸せなだけではなく、戦争や原爆があったことを語りつがれるということだなと思いました。(中学1年生女性)

今まで自分には程遠い存在だと勝手に決めつけていたけど、自分の身の回りの人にも戦争体験者がいることや昔の話が今につながる可能性もゼロじゃないと知り、もっと昔のことについて、今の私に何ができるのかを調べてみたいと思いました。(中学1年女性)

ちょっと前までは戦争についてなにもおもっていなかったけど、最近では、紛争が近くの国で起きていたり、Jアラートが出るなど、あぶないなーとは思っていたけど、平和学習での話を聞いて、あぶないなーだけではすまされないようなやばいことなんだとわかった。(中学1年男性)

これまでぼくは写真などでしか戦争のことをしらなかったので、とおい昔にあったことだと思っていたけれど、今日のはなしをきいて、いっきにみじかなことなんだとじっかんした。(中学1年男性)

自分の曽祖父も原爆で死んでしまったので身近なことだなと思って聞いていたが、こんなにつらい目にあっていたなんて知りませんでした。(中学1年男性)

日本もげんばくを落とされているけど、日本も人をたくさんころしたり、ほかの国を支はいしていると考えるとなんだが複雑に感じる。ほかの国と戦争をして、たくさん人を殺しあう事をするより、ほかの国と協力して、地球のかんきょう問題をかい決してみんなと平和にくらす方がいいと感じた。(中学1年男性)

「戦争についてどう思っていますか」の問い。話を聞きながら考えていました。たくさん話を聞いて考えたけれど、やっぱり人は殺してはいけないと思ったし、国を守るためには仕方がなかったのかな?など思ってしまって、「これだ!」と思うものには出会うことができませんでした。ですが、この1時間で「戦争」というこの言葉は、深い意味があるなと、とても思いました。(中学1年女性)