今月のピースあいち◆来館者アンケートから


 2022年も終わりです。ご来館いただいたみなさん、語り手・語り継ぎ手のお話を聞いてくださったみなさんからたくさんのアンケートをいただきました。「展示内容だけでなく、資料館を支えるボランティアにお話を聞きたい」と中学生や高校生。卒論の研究対象にピースあいちをとり上げたいと大学生。開館15年目の年。新しい出会いがたくさんありました。来年もまたよろしくお願いします。

平和への活動をする人たちを見て、自分は聞くだけではなく、自分も平和の活動をして平和とはどういう事かを伝えようと思った。(14歳女性)

写真や実物を見て、戦争がすごく大変だったことを知って、平和への思いが高まった。ウクライナとロシアの戦争もこんな感じなのかと考えさせられた。(12歳男性)

戦争について知っている部分と知らない部分が多くあり、戦争が今日本でおこなわれていないことの平和と重大さをよく知ることができました。平和のためにももっと多くのことを知りたいと感じました。(18歳女性)

実際に戦争で使われた武器や亡くなってしまった人の写真を見て、戦争の怖さを知りました。今までも戦争のことについて学ぶ機会はたくさんありましたが、実際にガイドの方からのお話を聞き、写真を見ながら観てまわるということはなかなかなかったので、とても貴重な体験をさせていただきました。(18歳女性)

今回お話を聞き、自分の身近に多くの戦争の名残り、跡があることを知ることができました。有名な公園はかつての軍需工場であったり、今の様子とはかけはなれた姿に、知ろうとしないと気づくことはできない戦争の話が多くあるのだと分かりました。戦時下の子どもたちの様子は写真や寄贈品から伝わってきて、もっと知っていきたいと思いました。(21歳女性)

今回の訪問で戦争の歴史について悲しい写真や実際の道具などを通して知ることができ、今後戦争は絶対に起こるべきではないと思った。(18歳女性)

今日見せていただいたたくさんの資料の中で、一番印象に残ったのは、学校での訓練やくつみがきなどの子どもについての資料です。自分たちと同じくらいの年齢にも関わらず国のために必死に訓練したり、生きるためにいろいろな事をしていたのが印象的でした。(14歳女性)

戦争体験者も年と共に少なくなり、この歴史を語り継ぐことが難しくなると思いました。新たに戦争が地球上で起きている現実。この国でおきたことを後世に絶対に伝えたい。「皆もっと知って」という思いです。ピースあいちの役割は大きいです。戦争=人と人との殺し合い。ほんとにそうです。戦争は絶対ダメです。ピースあいちの子ども企画展もわかりやすく、とてもいい企画でした。ぞうれっしゃのお話、なつかしかったです。(70歳女性)

実際に爆弾の破片を手に取って持ってみた時、そのずっしりとした重さに、金属の重みだけではなく、戦争の重さも同時に感じました。戦争に関する場所について展示があったので、次はその場所に実際に訪れようと思います。(20歳女性)

自分が住んでいる地域に、かつて武器工場があったこと初めて知った。ここに来なければ、おそらく一生知ることはなかっただろう。自分が住んでいる市、県、国について知らないことが多いと痛感した。(21歳男性)

卒論のアンケートにご協力いただきありがとうございました。何となく話しにくさを感じる「戦争」ですが、こちらでは私の考えを熱心に聞いていただいたり、たくさんのことを教えていただいたことで、「話しても大丈夫だ」と思うことができました。今まで知りえなかったこと、貴重な体験、お話ができました。また、戦争に限らず“人生の先輩として”学び続けることの大切さ、楽しさを皆さまから感じることができました。拙いインタビュー並びにアンケートに辛抱強くご協力いただきありがとうございました。(22歳女性)

非常に内容の濃い資料館で、正直驚きました。かなり都内の平和に関する資料館は見てまわりましたが、今回初めて目にする資料も多くありました。本当に近ければ月に1度は来てゆっくり回りたい施設です。(46歳女性)