今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 新年早々、コロナ・オミクロン株の爆発的な感染拡大。寒い中ですが館内は換気に注意しながら開館しています。今ピースあいちには、県下の小・中・高校から「戦争体験を聞いて」の感想がたくさん送られてきています。昨年10月以降、学校への「平和授業・戦争体験を語る」語り手派遣事業を聞いた生徒から送られてきたものです。あわせてご紹介します。

B29の残骸でつくられたジュラルミンのペンケースを寄贈し、ご案内をいただいて来館しました。とてもわかりやすい展示でした。パンプキン爆弾が愛知でも使われていたこと、知りませんでした。中学生が見学にいらっしゃっていて、とても良い事だと思いました。(71歳女性)

昨年お盆に東区でのイベントに4日間参加し、改めて戦争反対への気持ちに、また、南京でのぎゃく殺は信じがたく、資料を見させていただき、やはり本当にあった事と確信いたしました。今後、戦争の悲惨さを知る人々が少なくなります。歴史を伝えていかれる事をお願い申し上げます。(73歳男性)

たいへん詳しい展示内容に圧倒されました。私は18歳までは蒲郡に住んでいました。母親と一緒に豊川海軍工廠の記念碑を一緒に観ましたが、名古屋も丸焼けだったと聞かされて、一度はこの場所に来ないといけないという使命感のようなものを感じていました。これからも歴史の真実を伝えて下さい。(64歳男性)

遺書や体験談、写真などを拝見し、今の平和のありがたさと、先人達への感謝、生きている事のキセキ等、様々な気持ちが出てきた。自分のできる事をする事、前を向いて人生を進んでいくという気持ちあります。ありがとうございました。(37歳男性)

<「戦争体験の語り」を聞いて―送られてきた感想から>
いままでは 戦争なんて関係ないし、別に何でもいいと思っていたけど、中上さんのお話を聞いて、関係ないと思っていた前の自分は本当にバカだったんだと思いました。これからは戦争が起こらないように、自分でも何かできることをしようと思います。(小学6年生)

戦争のひさんさをあまり知りませんでした。これをきに戦争のことを調べてみたいと思いました。(小学6年生)

「やきばの少年」を見て、私たちのような子どもなのに、こんな苦しい思いをしているのかと、かなしくなりました。(小学6年生)

いまは憲法でも戦争はしないと決められ平和になってきたけど、昔はそんなものもないから。昔の人の中でも、戦争は絶対にダメということをねがう人もそんなこと言えないし、言ったとしても聞いてもらえないでしょう。今は憲法で決まったので、そのことをくずさないようにしていきたいです。(小学6年生)

戦争のこわさについてよく知れました。今までは広島で起きたことしか知らなかったけど、長崎でもひどい事が起きていたと知って悲しくなりました。画面と声で伝えていたので、とても分かりやすかったです。私も戦争のない社会にするためになにかできることはないか、考えようと思いました。(小学6年生)

ぼくはせんそうの話を聞いたことがなかったので、せんそうの事を知って、とても勉強になりました。今もせんそうがつづいていたらとってもこわいです。今もせんそうがつづいていたら、自ぜんの緑はぜんぜんなくて、たてものもボロボロだと思います。体にノミがついていたらぜったいいやです。学校にも行けないなんていやです。いつも平和なのが当たり前だと思っていました。その当たり前がまちがっていました。明日から気持ちを改めようと思います。(小学3年生男子)

今まで実感がなく、戦争はない方がいいとは知っていたけど、食べ物や生活の話を聞いて、言葉にはできないが、戦争とはほぼ全てをうばっていくものだと実感しました。(小学3年生)

話を聞いて他人事ではないなあと感じた。(小学6年生)

小さいころ広島に住んでいて、原爆の話を何回も聞いてきた。原爆でおじいちゃんのお兄さんが死んでしまった事もあり、かなり心に残っています。今回のお話は、とても心に残りました。(小学6年生)

朝鮮をしょくみん地にしていたなんて知らなかった。戦争中がたいへんだったのは聞いたことがあったけど、戦後もたいへんだったことを知った。(小学6年生)

よく先生が命を大切にしてねと言うけれど、その理由が分かりました。(小学6年生)

ドラマなどで戦争をテーマにした話があるが、現実がかこくなものだと知ることができた。(小学6年生)

お母さん、お父さんなど家族に戦争についてのことを教えてもらったことがないので、今日聞いてみてこういうことなんだなあ~とビックリしました。もう二度と戦争をしてほしくないなと思いました。(小学6年生)

お話を聞いて、僕たちにできることはたくさんあると思いました。例えば自分たちの後の世代に戦争でどんなひどいことがあったか、伝えることも大切だと思った。(小学6年生)

空襲を受けた曾祖母にもっと話を聞いて理解を深めたい。(小学6年生)