今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

少しずつ団体来館も増え、また小中学校などへの「語り手派遣」に出かけることもできるようになりました。「日本は76年前まで戦争をしていました…」語り手さんや展示ガイドのお話に、メモをとりながら真剣なまなざしで耳を傾ける子どもたち。

亡くなった父(昭和2年生まれ)が、子どもの頃に「冒険ダン吉」が好きだった、と話してくれていましたので、今回の展示も興味深く拝見しました。太平洋戦争体験者が高齢になるなか、さまざまな取り組みをしておられることに敬意をもっています。また、おうかがいします。(57歳女性)

知らないことがたくさん分かり、当時の日本人たちの生活や気持ちなどちょっと分かってよかったです。戦争というものを忘れないようにします。(13歳女性)

15年間も戦争が続いていたことに驚きましたし、その間に犠牲になった多くの人たちがいることにがく然としました。人は忘れることが多くある。長く無駄な戦争だったことを風化させることが無いように…。(66歳男性)

少しだけ戦争のことは知っていたけど、くわしくは知らなかったので知れてよかったし、考え方がかわりました。(14歳女性)

ひいおばあちゃんから、なんとなく戦争のことは聞いていたけど、ピースあいちにきてすごくひさんなことだと分かった。(14歳女性)

広島の資料館へ家族旅行で行って、戦争のことはよく知っていましたが、あらためて勉強でき、とてもためになりました。(14歳女性)

私は日本生まれの日本育ちですが、家族全員が中国出身です。そのため、日本が戦争によって、どれほど中国にひどいことをしたかよく知っています。世界の人々がこれ以上戦争で亡くならないことを願います。(13歳女性)

大学のゼミの課題研究で来館しました。祖父から戦争体験を聴き、ピースあいちで当時のことをいろいろ勉強しまとめたいなと思っています。(20歳女性)

戦時を思い出し、なつかしく昔の知人、級友との思い出がよみがえりました。戦争の罪の大きさを再認識させられました。平和の大切さを子孫に伝えていきたい。(86歳男性)

「戦争と動物たち」では、軍馬が扱われじっくり見入りました。馬にも勲章の授与があり、人間と同等以上に大事に使われた当時の雑誌が印象に残りました。木曽馬の絵本があり、主人公の兵士が中国の石家荘で奇跡的に再会した話は感動しました。私の祖父も広島第五師団の輜重兵として、石家荘に行っており木曽馬の話に興味を持ちました。「引き揚げてきた子どもたち」のコーナーで、今はわかるが子どもだった当時にはわからなかったというような記述がありました。こちらから相手を見るだけでなく、相手方がこちらをどう見るかという視点は持っておく必要があると思いました。(50歳男性)