今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

1月14日から休館していたピースあいち。新しい企画展が始まった3月2日から開館しました。3月の企画展は「名古屋のまちに爆弾が降ってきたー名古屋大空襲」と「福島を忘れない!被災地に寄りそって10年―設立から30年「NPOチェルノブイリ救援・中部」の活動―」。チェルノブイリ救援中部のみなさんが交代で常駐してくださり、来館のみなさんに解説をしていただいています。

名古屋での空襲被害等、身近なところでの悲劇をあらためて知ることができました。戦争は二度と起こしてはならない強く思うとともに、後世にも我々の知見を伝えるべきだと感じました。また、福島原発、チェルノブイリの事故についても同様の思いを抱きましたが、なたね油による浄化の取り組み等、まだまだ我々にもできることがあるのだと少し希望を持つ事ができました。また、来館したいです。(57歳男性)

私たちのおじいさんの世代の状況を学びたくて来ました。勉強になりました。(53歳男性)

たいへん有意義な展示物を見学できました。3階の原発のコーナーでは丁寧なご説明ありがとうございました。(57歳男性)

充実した展示!(73歳男性)

資料・展示が充実していて短時間では見きれないので、また出直して来ます。特別展のチェルノブイリー福島の展示もとても興味深く、ていねいに説明していただいて勉強になりました。チェルノブイリ救援・中部が早くからチェルノブイリ支援の活動をしていることを全く知りませんでした。(66歳女性)

名古屋空襲に関心がありお訪ねしました。いい冊子があり、勉強になりますね。(69歳男性)

チェルノブイリ救援・中部の活動の展示があると新聞でみてきました。支援活動の中の菜の花プロジェクトは、汚染された土地で植物を育てること自体がリスクのあることではないかなと思いました。関東から愛知へ移住してきたのでそう思うのかもしれません。(女性)

日本の歴史の授業では日本が被害者の立場に立たされた出来事ばかり教えられ、日本が加害者の立場にもいたことを忘れていました。椙山の女学生の「学徒戦時奉公隊腕章」の写真を見たときは胸がドキッとしました。自分の先輩である方々が実際に学徒勤労動員されていたということを知り、戦争をより身近に感じました。中学生の総合学習の一環でピースあいちを訪れたことがありますが、より知識がついた今、もう一度足を運びたいです。(高校2年女性)

私は小さい頃からこの戦争についてたくさん学んできたけれど、教科書にのっていない、その時代を生きていた人の生活や名古屋の空襲について全然知りませんでした。ピースあいちでは第一から第三までの展示があって、その時代の人々の生活が展示されている第三展示がとても気になりました。“歴史は繰り返す”というけれど、過去から学んでそんなことが絶対に無いように、私たちがこの思いを引きついでいかないとと改めて思いました。(高校2年女性)

戦争体験者はだんだんと少なくなってきているので、私たちが体験者の話をしっかり聞き、後世に受け継いでいかなければならないと思いました。名古屋城が一瞬にしてなくなったり、身近な場所でも空襲で焼け野原になってしまったのがひとごとではないと思いました。椙山でも学徒動員していてびっくりし、より身近に感じました。(高校2年女性)