平和へのメッセージ◆特別展「みんなで学ぼう 日本の憲法」会場にて       



本

せんそうで何もかんけいない人が、多くなくなってしまったのは、すごくかなしく思いました。せんそうで苦しんでいる人たちの写真を見て、こころにすごくのこりました。(9歳女)

インパールで父は無駄に死んでいった。実際に銃弾の雨、原爆も想像できない→恐ろしい。(70歳男)

1944年、大きなお腹を守りながら空襲から逃げ、私を生んでくれた母。平和憲法のおかげで幸せに70歳をむかえます。ありがとう。(69歳女)

昭和21年、新しい憲法の公布で、もう戦争はしない国になったと反省と喜びでした。ふたたびいやな空気がでている。9条の解釈なんて一つしかない。集団的自衛権はだめ。(81歳男)

戦争をしていなくとも、人の平和は脅かされることがある。就職難・孤独死・自殺が絶えない日本社会。九条を改める云々よりも、もっとやるべきことがあるはずだ。常に平和でありたい。(20歳女)

本

この施設のような平和記念館を愛知につくった意味はとても大きいと思う。「ピースあいち」という名前は、「平和」という意味のピースと、「愛」という文字を含むあいちから成り立っているのはとても素敵だと思う。「愛」があれば、戦争のない「平和」が生まれる。人は愛を知り、その愛で世界を平和にするべきだ。みなさんは愛を知っていますか?(19歳男)

『剣を取る者は剣で滅びる。』これは聖書のことばです。『私は平和を宣言する。』イエス・キリストのことばです。(59歳女)

平和って定義することは難しいけれど、今と昔を見比べて、昔、戦争中の人たちが願ってやまなかったことが、いまきちんと実現している。当たり前の中に埋もれてしまいやすいけれど、無くならないとわからないかもしれないけれど、大切なものだと思う。(20歳男)

どんな時でも平和に対して考えること。そして、憲法はもちろん、いろんなメディアから流れる情報をしっかり判断できる力を養うこと。明確な事実を見て、考え、ほんとうの意味の愛国とは何か、平和のために自分のいのちをかけた人々を思い出せるのが、今の我々に必要だと思う。(18歳男)

イラク裁判

先の戦争で多くの日本人が犠牲となった。今の平和はその方たちのおかげだと思います。もし、「集団的自衛権」を行使すれば何のために亡くなったのか、意味が無くなってしまう。二度と戦争をおこしてはならないと思う。平和を願って死んでいった方々のためにも。(53歳男)

憲法は時代に合わせて変えるべき。でも9条は絶対変えてはならない(19歳女)

平和を考える上で、憲法の議論は避けて通れない。護憲派の平和への懸念はとてもよく伝わる。改憲派が見据える平和にももっと目を向けてほしい。この展示会では、著作物の紹介の傾向が少し偏っているように感じた。改憲派が考える平和や「積極的平和」にも目を向ける環境が大切だと思う。(20歳男)

イラク裁判

たくさんの資料に圧倒されました。中でも「軍隊のない国家27の国々の人びと」前田朗著は、本屋さんで買って読みたいと思います。(67歳女)

今の平和に落ちついている今。少し目を世界に向けると戦争があちこちで起き、大きな犠牲者がでている。いかなることがあっても武器を持ってはいけない、話し合いという高等技術を持っているのだから…。

あたり前だった平和が、あたり前でなくなる日が来るような、一生懸命育てた子どもたちを軍隊に送る日が来るような、そんな悲しみはいやです。(42歳女)

いつの日にか銃や爆弾といった兵器がなくなる日がくるのだろうか。私たちの平和の一歩はそこからだろう。(20歳男)