ピースあいちでボランティア・インターンシップ

                                           

 7月28~30日、聖霊高校の生徒さんがボランティアに来てくれました。受付業務やチラシのセットなどの活動、戦争体験者のお話を聞いたり、ボランティアさんにインタビューしたり、などなど。後日、参加した感想を送ってくれました。



聖霊高校1年 三田紗瑛
 インターンシップでは多くの方と交流し、深く学びました。初日は緊張して上手く話せませんでしたが、親切なボランティアの方々のおかげで、受付や展示の業務を覚えることができました。特に印象深いのは、幼少期に名古屋大空襲を経験された方の貴重なお話です。「怖い」と言えば非国民とされる恐怖、1945年5月14日に名古屋城が焼け落ちた惨劇、愛知時計での多くの犠牲、配給制の飢え、そして空襲で家を失い涙を流したお父様の姿をうかがいました。音のない静寂の中、真っ青な青空の下で聞いた玉音放送の記憶から、戦争の残酷さと、今3食ご飯が食べられ安心して眠れる日常の幸せを痛感しました。中学の修学旅行で訪れた広島平和記念資料館に続き2度目の講話でしたが、今回は3人という少人数だったため、体験者の表情や声を間近に感じて胸が熱くなりました。3日間で学校の授業では学べないことを数多く学ぶことができ、人との出会いの大切さも実感することができました。

聖霊高校1年 竹上乃愛
 私は去年の広島への修学旅行で得た学びを活かしたいと思い、ピースあいちのインターンシップに行くことを決めました。ピースあいちでは、主に名古屋の空襲についての展示があり、歴史の教科書には載っていない自分が住んでいる地域の残酷な出来事を初めて知ることができました。さらに実際に名古屋の空襲を体験されたボランティアの方のお話を聞いて、当時の状況がリアルに伝わり、自分にとって大切な人がいることや家、食べものがあることがどれほど幸せか、今の生活があたりまえでないことを痛感させられました。そして、私が感じたことを同世代の人たちにも知ってほしいと思いました。
 ピースあいちの方々はとても温かく私たちを受け入れてくださいました。「分からないことがあったらなんでも聞いてね」と優しく声をかけてくださったり、インタビューにも快く答えてくださいました。私たちに一生懸命戦争と平和について教えてくださり、ありがとうございました。ピースあいちで学んだことを心に留めて、二度と戦争が起きない世界をつくるにはどう行動したらいいか、どうしたら同世代の人たちに戦争を自分事として捉えてもらえるか、をこれからも考えていきたいです。

聖霊高校1年 金井遥
 今回のインターンシップで私は戦争についてとても深く考えることができました。今までは歴史の授業でしか戦争について考える機会がなかったので、こうして間近で戦争に触れる場に来られてとても貴重な時間を過ごせました。
 まず、この3日間で私が1番印象に残ったことは、実際に名古屋で空襲を受けた方のお話を直接聞けたことです。今までは戦争は抽象的なイメージでしか考えられませんでしたが、当時の生々しい状況を直接聞き、想像してとても苦しくなりました。当事者の方から直接聞くことでとても身近に感じることができました。
 二つ目は、一般ボランティアの方にインタビューしたことです。なぜこのボランティアをやろうと思ったのかうかがった時、きっかけは誰でもあり得るような些細なことからというのに驚きました。大ごととして考えず、少しの興味からでも戦争を後世に受け継ぐ活動ができるのだとわかりました。
 今回のインターンシップで戦争と平和の資料館ピースあいちを選んで人生の中で戦争について深く考える時間を持つことができ、本当に良かったと思います。これからも戦争を遠い国の話だと思わずに、自分ごととして考えていこうと思います。