オンライン「学生の日」に向けて
運営委員 原田 拓郎

                                           
 

 私たち次世代交流チームは「学生の日」をこれまで3回開催しました。悲しい、暗いなどのイメージがつきやすい戦争資料館に構えずに来てほしい、若い学生のみなさんといろんなお話をする機会を設けて、彼らの考えなどを知りたいという思いからスタートしたのがその「学生の日」です。
 チームとしての最初のイベントだったマンガ『あとかたの街』の主人公あいちゃんが、空襲の中、鶴舞公園まで逃げた跡を辿った街歩きの様子を紹介したり、お茶やお菓子を用意してコミュニケーションを図ったり、大学の先生方のご協力を得て講義の合間に広報をさせていただいたりしてきました。

 
展覧会場の様子1

 4回目を企画した矢先にコロナ禍となり開催の目途も立たない中、社会はオンラインや在宅など様変わりしていきます。ピースあいちでも夏の戦争体験の語りをオンラインで行い、私たちも「学生の日」のオンライン化を検討していくことになりました。
 常設展から愛知県下の空襲を紹介する動画を作成し、いろんな地域からの参加を期待して各地域での戦争・平和教育の違いなどをディスカッションのテーマとして、動画作成と進行チームに分かれ、まずはリハーサルを行うべく準備を進めました。
 そこで大活躍したのが若いメンバーたちでした。

 

 日頃から動画やYou Tubeを見る習慣もなく、Zoomもピースあいち休館中の会議で初めて使用するレベルだった自分は高い壁を感じていましたが、空襲被害者数を地図と数字でどのように動画の中で表現するかを、何度もLINEでやりとりしながら、いくつものアイデアを形にしていったのです。
 リハーサル当日もスタートしてすぐにパソコントラブルで30分ストップしてしまいましたが、それを対処してくれたのも進行をサポートしてくれる2人でした。彼らの技術力と対応能力には舌を巻くばかりで、ただただ見守ることしかできませんでした。

 

 そのリハーサルも散々な結果でしたが、同時にたくさんの課題も確認することができました。対外的にオンライン「学生の日」を開催するのは、まだまだ先になりそうですが、個性的で魅力溢れる既存のメンバーに若いメンバーが加わり、次世代チームはこれからもっともっと飛躍できそうな気がしています。