◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           

10月、11月、開催中の企画展「戦争の中の子どもたち」にあわせ、コロナ禍ではありますが小・中学生の団体来館がありました。数カ月ぶりに子どもたちが来てくれて、館内がパッと明るくなりました。戦争体験の語り手も展示ガイドも、「久しぶりに疲れたー」と。「密」にならないよう、グループで時間差を付け、前庭で手を消毒してから入館していただいたり、換気を十分にしたりと感染対策に気を使いますが、やはり子どもたちが見てくれてこそ。

私は今まで戦時中の生活に興味を持って調べたり、戦争関係のアニメ、まんがをみていましたが、平和のために戦争を学ぶことはしていませんでした。今回ピースあいちを訪れて、戦争を通して平和の大切さ、ありがたさを知ることができました。(13歳女性)

今、学校で戦争についての論文を作成しています。私は三重がメインで調査をしていますが。戦時中の出来事を文だけでなく、写真、物を見ることで衝撃を受けました。(21歳女性)

いろいろな方法で戦争について伝えてゆくことが大切だと今日もつくづく思いました。戦争体験の文章や空襲の大きな写真が心に残りました。スタッフの方の対応もていねいで良かったです。(57歳男性)

戦争について、話を聞くだけでは想像できないことが全て展示されていて、とても勉強になりました。(21歳女性)

大学の授業の関係で、戦争と子どもの関係について知りたくて来館した。自分の知らなかった知識、面白いと感じた知識など、たくさんのことを学ぶことができた。(20歳男性)

戦争と動物というあまりつなげて考えない事柄をとりあげており、興味深かった。(21歳男性)

ピースあいちの運営がたくさんの方の善意から作られていることを知り、子どもたちにつないでいく平和の意志を感じることができました。ボランティアの方の戦争体験など、普段の生活でふれあう機会もなかったので、とても貴重な時間になりました。(38歳女性)

初めて訪問。名古屋空襲の焼夷弾の話や実物。ガイドさんの丁寧な解説が大変素晴らしく、戦争について新たな考え方を持つことができました。また、講話をしていただいた方も辛いながらも話をしてくださり、とてもありがたかったです。(32歳男性)

コロナウイルスで大変な中、受け入れてくださり感謝します。たくさんのボランティアの方に対応していただき、生徒もですが、私自身も勉強させていただきました。戦争の怖さ、悲惨さを後世に伝えていき、今の平和が続くよう、また世界で起きている争いが全てなくなることを願い、私にできることを考え、実行していきたいと改めて感じました。(37歳女性)

今まで「平和とはなんですか」と聞かれたとき、答えることができませんでした。でも戦争についての授業を受けたり、ピースあいちへ訪問させてもらってから、平和についてわかってきました。これからずっと争いがない平和な世界が続いてほしいです。(14歳女性)

今もどこかで戦争や紛争が起きています。そのために使っているお金を貧しい国にきふしたりすることにより、世界が平和になると思います。世界が平和になることを願っています。(13歳男性)

ピースあいちでしか見られない写真や当時の家がさいげんされた物から、戦争の恐ろしさや戦争を二度とおこしてはいけないことを改めて思いました。次の世代に伝えていくためにも、今、戦争のことを学ぼうと思います。(14歳女性)

僕一人が平和を願っていても世の中、何か変わるわけではない。僕はそう思っていた。だがそれはちがう。一人ひとりが平和を願うことで少しずつ平和になっていくのだと思う。そのために僕は、日本が、世界が平和になるために、平和を願っていたいと思う。(14歳男性)

核兵器がなくなり、全世界が平和に暮らすことができる未来であってほしいです。(13歳女性)

平和についてあまり考えたことは今までなかったけれど、今回の学習で原爆のことなどについて知り、当時の人たちがどんな苦しい思いをしたのかが分かった。だから「もう二度と『戦争』を起こしてはならない」と世界全体で思えるように、“今の自分でもどんなことを実行していけるのか”と考え、それを行動していきたい。(14歳男性)

戦争のお話を直接聞く機会が少なくなっているなか、貴重な体験談をお聞かせいただき、生徒にとっても私自身にとってもよい経験になりました。また、普段目にすることのない資料も数多くみることができて、戦争について改めて考える機会になりました。他の国と同じように戦争から何を学び、これからどうしていくのか考えていく必要があると思いました。(28歳男性)

当時のお話を直接聞かせていただいたり、写真や実物を見て戦争の悲惨さを改めて感じることができ、また今なお世界のどこかで戦争や紛争が起こっている現状に胸が痛みました。平和の尊さ、平和への強い思いをもって生きること、一人ひとりができることを考え、行動していくことの大切さを思いました。(29歳女性)

平和学習の一環として来訪させていただきました。戦争の悲惨さを伝えることで、現在ある「平和」について深く考えるきっかけとなりました。今後もコロナ禍、そして体験者が高齢となるなか、大変な状況ではありますが、情報発信の拠点として続いていただければと思っています。(34歳男性)

たくさんのものをうばう戦争が今も世界各地で行われていると思うと心が痛む。自分には戦争をなくす大きな力はないけれど、小さな力でも一人ひとりが平和をねがう心があれば、世界は平和になると思う。(13歳男性)

愛知県の戦争について知ったり見たというのはほぼ初めてでした。案内員の方から「ここは今のナゴヤドームがある場所だよ」と聞いたときは、とてもびっくりして、身近な場所でもこんなひどい事があったのだと知ることができた。(14歳女性)

僕は2年生になって初めて広島に行けることがとても楽しみでした。コロナの影響で広島の代わりに校外学習でピースあいちに行くと聞いて、とても残念でした。しかし実際に行ってみると、昔日本で起こった戦争の恐ろしさがすごく分かり、伝わってきました。今の日本は他の国との戦争もなく、とても平和だと思うので、戦争が起こらないように自分ができることをしたいです。(13歳男性)

校外学習でピースあいちをおとずれて、私はもっと身近に戦争を感じました。今までは「広島で原爆があった」など、上の空でいたけれど名古屋でもとてもたくさんの空襲で人が亡くなっていると知るととても怖いものだと思ったし、これからこんなことがあってはいけないと思った。平和ってすばらしいことなんだなと考えました。(13歳女性)

僕のおじいちゃんは、腰に銃の弾があたったことを教えてくれました。ぼくはこのことを聞いて驚きました。なのでみんなが楽しく幸せな日々が続いていけばうれしいなと思いました。(13歳男性)

これからも平和が続くように私は、①戦争の苦しさひさんさをたくさんの人に伝えます。 ②より戦争について詳しくなります。この2つを目標にしながら、他にも今すぐ自らできることを考えながら行動したいです。(13歳女性)

私は初めて戦争で亡くなっている方の写真を見た。そのとき、「この戦争っていうものはひとごとではないんだ」と痛感させられた。自分と同じくらいの子が、兵隊になっていたり、工場で働いていたりしていた。戦争は誰も幸せになれない、苦痛を味わうものだとあらためて思った。「戦争は二度とおこさない。」私は心の中で強く思う。(14歳女性)

ピースあいちに行って、戦争のことについてたくさん学ぶことができました。日本の過去を知ることはとても良いことだと思い、戦争から眼をそむけてはいけないと感じました。(14歳女性)