今月のピースあいち◆NPO総会のハガキ・来館者アンケートから

                                           
 
展覧会場の様子1

受付の様子

4月4日から臨時休館していたピースあいち、新型コロナ感染対策も整え6月9日から再開! 準備していた企画展「模擬原爆パンプキン―市民が明らかにした原爆投下訓練」が、みなさんにご覧いただけることとなりました。「久しぶり!元気だった?」「月1回の当番だけど、やっぱりないと寂しかった!」と、ボランティアさん。受付に設置されたビニールのシールドや、開館前と13時に行う館内消毒にちょっと戸惑いながら、「やっぱりまたピースに来れてよかった」と、当番活動を再開しています。今月は来館者アンケートと、平和のための戦争メモリアルセンターの総会に会員の方から寄せられたおハガキから。

特定非営利活動法人平和のための戦争メモリアルセンターの総会が開かれました。
 毎年6月に開催している総会が6月14日に行われました。今年の定時総会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため会議は開かず、理事会(5月24日)で承認された議案書と各議題の賛否を記入できる返信用ハガキを会員のみなさんにお送りし、書面による議決を行う形式となりました。 返信いただいたハガキにより、2019年度事業報告・決算報告・同監査報告、2020年度事業計画・予算、新役員が承認されました。新理事長に鈴木秀幸さんが就任されたことが報告されました。

◆いただいたハガキから
・野間様のご逝去、ただただ残念です。今までの貢献に心より感謝いたします。
・新役員・ボランティアの方々により、すばらしい活動をされていますことに拍手を送ります。これからも参加させていただき、学ばさせていただきたく思っています。
・書面評決で会議に参加するという新経験をさせていただくことになりました。
・万事よろしくお願いいたします。8月頃には、通常の活動ができるようになることを願っています。
・COVID-19の影響下でセンターの運営は今後様々な至難に直面されることと思いますが、皆さんで克服していかれると信じています。
・コロナ禍の最中に、エネルギッシュでさっぱりしかも品のある野間美喜子さんとお別れとなった。早く安心してゆききできるようになり、思いを共有、語れたらと願う。
・平和の砦、ピースあいちをもっと大きく、いっしょに成長していきましょう。
・ピースあいちは宝です。様々な困難もみんなの知恵と力でさらに発展させましょう。
・ピースあいちの記事は新聞にもとりあげられ社会的にも認められてきました。もっと積極的に参加したいのですが体力的に動きがとれず、陰ながら応援しております。
・野間さんご逝去本当に残念です。それでもみんなで力を合わせて進んでいきたいですね。コロナ禍の中、入館者減はきついですがまた伺います。
・先日、20年度の会費を振り込みました。スタッフの皆様のご尽力に敬意を表します。毎回の企画はすばらしくサークルで必ずうかがうようにしています。名古屋の宝だと思っています。
・富山にとって夢のような「ピースあいち」の活動に勇気づけられています。

◆来館者アンケートから
貴重な写真や資料があり、大切な場所だと思います。戦争のことは詳しく知りませんが、時々、ふっと訪れたくなって来ています。何もできませんが思いをはせる事はできます。今の自分を戒めたり、なぐさめたり、今生きている事への感謝を思い起こしたりしています。また来ます。生きていくために。(57歳女性)

三重県で平和教育の授業テキストを自主的に作成している研究会のものです。四日市のパンプキンのことを調べている早川寛司さんの研究テーマでもあったので見に来ました。実物のパンプキンの破片も見たかったのですが…。(編集部注:3Dレプリカ作成のため、少しの間、留守にしていました。)愛知のパンプキンのこともいろいろ勉強になりました。(60歳女性)

この先、何十年経っても、何百年経ってもこのような悲劇を二度と起こしたくないと人々が思い続ける事が何より大事な事。このような施設が人々にそのような思いを持たせ続ける事を願います。(39歳男性)

私立の資料館と聞いて来館しました。莫大な資料や展示品、証言を集められ、保存、展示されており、たいへん見応えもありました。多くのご苦労もあられたと思いますが戦後生まれの私たちが戦争について考え、向き合っていくためには必要な場所だと感じました。また来ます。(22歳女性)