◆ボランティア雑感◆戦争と平和について考える貴重な場を引き継いで
ボランティア 岡田 順二

                                           
 

 これまで8年余り、諸先輩方の献身的活動に頭が下がる思いを抱きつつ、概ね月に1回市内北区から愛車のヤマハSRX400に跨ってピースあいちに伺い、広報班の末席を汚しております。
 当初は、受付や展示室の清掃などもお手伝いさせて頂きました。財政運営上でお役に立てることはないかと缶バッチの販売を提案したり、ワールドコラボでは出展説明会や当日の要員として参加し、楽しい経験をさせて頂きました。ここ数年は長野に住む親の介護で十分にお役に立てませんが、主にパソコンへの入力作業を担当しております。

展覧会場の様子1

パソコンで入力作業を行う筆者

 アンケートを書いて下さった来館者の方の住所を、4年ほど前から登録してきました。それを他のボランティアさんがイベント案内の郵送などに活用して下さいます。通知を受け取って協力会員になって下さった方もあるとお聞きし、これまで続けてきたことが僅かながらも貢献できたかなと嬉しく思いました。
 野間前館長の訃報に接し、悲痛な思いを抱いていらっしゃる方々が多いと思います。一方で、若いボランティアさんが徐々に加わる姿を頼もしく拝見し、戦争と平和について考える貴重な場を引き継いで下さるものと小さな希望を抱いております。