夏の特別展「水木しげるの戦争と新聞報道」は、「子ども用ガイド」を見ながら問題にチャレンジ!
ボランティア  木村 麻子            

                                           
 

  水木しげるさんといえば、誰もが「ゲゲゲの鬼太郎」を思い浮かべると思います。が、この夏の企画展「水木しげるの戦争と新聞報道」には鬼太郎は出てきません。昔の新聞の展示もむずかしい漢字ばかり。大人でもむずかしい内容です。

  でも、夏休み期間の企画展、ぜひ子どもたちにも観てほしい。子どもたちに興味を持ってもらえるように、鑑賞の助けになるワークシートのようなものを作ろう!
  ということで集まったのはピースあいちのボランティアスタッフ、学生からそのおかん世代までのメンバー。

「展示内容にそってポイントがわかるものに」
「イラストも入れて見やすく」
「分かりやすい地図があるといいね」
「混み合う展示の前では書き込んだりはできないのでクイズ形式で」
「どんな問題にしたら当時のことを考えてもらえるだろう」
「思ったことを一言でも残してほしいね」
などなど。
 メンバーでアイディアを出し合い、水木しげるさんの著作や南方戦線関連書籍等で学習し、学業や仕事でなかなか集まる時間が取れないなか、メールなどでやり取りしながら内容を詰めていきました。

  現在最後の仕上げデザイン作業中の「水木しげるの戦争と新聞報道 子ども用ガイド」。
  展示を観ながら7つの問題にチャレンジし、展示のポイントをつかんでほしいと作成しました。B4用紙裏表の紙切れですが、思いはいっぱい込めました。
  ぜひ、この夏は親子も中学生、高校生も、ガイドを手に企画展を鑑賞してください。