◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 3階展示室では、6月23日の「沖縄慰霊の日」をはさんでの企画展「沖縄戦と子どもたち」を開催中。校外学習の小中学生、大型バスで県外(三重・京都)からも来館いただきました。また、大学生がゼミのレポートのためにと…。今月もまたたくさんの励ましをいただきました。

はじめて来ましたが、非常に感動しました。平和とは!を改めて考えさせられ、良い経験が出来たと思います。特に、総合性「全体を見ましょう」というところに感心しました。客観的事実を示すことによって、かたよりのない情報を見ている人に伝えるということは、とても大切なことだと思いました。(52歳男)

沖縄戦のことは何度か映画・TV・DVDなどで知っていました。最近「沖縄スパイ戦史」の映画、2・3年前に「標的の村」を見たり、数日前監督の三上さんの講演会に参加しました。「本土の国民は、本土が沖縄化しているのを知らない。意識していない。鈍感さにはあきれる」とズバッと言われ、そこまで日本中が基地の影響を受けていることにハッとさせられました。沖縄の人たちの闘いに学び、あきらめない事をモットーに歴史や問題について語って反対運動を続けていこうと思います。(71歳女)

戦後74年を経た現在の沖縄を見ると、あの大戦の反省がまるでなかったかのように…。「2005年につくられたDVD」を見せて頂きながら、暗たんたる思いです。子供や孫たちの未来がまた過去の悲劇をくり返さないためにも、今私たちがやるべきことは…?日々考えていかねば…と思います。今の若い人たちにも是非観てもらいたい展示があふれるピースあいちですね。(71歳女)

多様な切り口から戦争が考察されていてよかったです。近年のポピュリズム台頭の動きにも触れる展示を期待します。(52歳男)

貴重な資料を見ることが出来ました。沖縄戦はまだ続いている。戦争は終わっていない。知る事(事実)を知らないと幸福すぎて忘れてしまいます。生きていることに感謝です。(71歳男)

戦争・沖縄についてよく知ることができ、戦争は悲惨だと思いました。(17歳)

「白旗の少女」の映画は、以前からタイトルだけは知っていて、一度見たいと思っていました。ラストシーンはこみ上げるものが止まりませんでした。(60歳男)

ここに来る度に背すじを伸ばされます。今ある平和な毎日をありがたく思って暮らさねばと思います。何もできませんが、ときどき訪ねて戦争のことに思いをはせたいと思います。運営されているみなさんを尊敬いたします。(56歳女)

戦争の悲惨とかは本を通じてかなり知っております。しかし、当館の展示を見て改めて平和を守っていくことの大切さを感じました。(75歳男)

平和を築いていくことは、戦争と歴史を深く知ることですね。とても歴史の流れを知ることができました。(71歳女)

短時間ではとても見ることは不可能です。内容が濃いので近くであれば何回か通いたいです。名古屋の身近な所での戦争(加害も含めて)の展示もあり、良かったです。(69歳女)

民間のボランティアで運営されているご苦労ははかり知れます。大切に守られている様子、頼もしく思います。沖縄の子供たち、沖縄からのメディアの取材はうれしく思います。たくさんの資料と物を集められて、わかりやすく展示されていて良かった。平和の旅へ子どもたちを連れてゆくには、広島にもおとらないものであると思う。(71歳女)

日本の戦争と聞くと、広島、長崎の原爆や沖縄の地上戦の印象が強かったが、愛知県の戦争の展示コーナーを見て、航空機産業で発達していた名古屋、一宮など県内多くの都市が空襲の標的になっていたということを知り、自分たちが今暮らしている場所が戦場であったことを改めて感じさせられた。(20歳男)

2階の常設展のパネルや年表などに歴代総理大臣の名前が書き連ねてあるのを見て、高校のとき、受験のために必死で覚えたなと思いました。そのときはただの名前のら列というか、何をしたのかも覚えたけれど、特に意味を感じたりしなかったけれど、大学での講義の中で、高校で学んだ人物が戦後A級戦犯になっていたことを知って、高校はたしかに戦争教育もやるし、そのことに触れるけれど、ただの教科になってしまっているんだなと思いました。(20歳)

今回は2回目の訪問でしたが、戦争の事実・記憶はいつまでたっても色あせなくて、語り継がれていかれるべきもので、忘れてはならないものであると、改めて感じることができました。(20歳女)

生々しい展示品に恐怖を覚えました。只、恐ろしさのみでは戦争は防げないとも思われます。戦争に至る経緯、敗戦後の戦争責任なども僅かでもあれば…。戦争に反対した人には頭が下がります。しかし多人数の日本国民が何故NOと言えず、戦争に加担したのかについても展示の隅にでも示して頂ければとも思います。(66歳男)

戦争によってたくさんの命が奪われ、たくさんの人が悲しんだり苦しんだりしたことがわかり、二度と同じようなことを繰り返してはいけないということを改めて強く思いました。特に巨大な死者を写したパネルを見て、戦争のむごさを感じました。とても気持ち悪くなりました。(それくらい悲惨さが伝わりました。)(20歳男)

戦争に関する正確な情報(言論統制されない)を確認することができました。日本で生活していると「平和ボケ」になってしまっているので、今回の「ピースあいち」の見学を機に考えを新たにしたいと思います。(63歳男)

詳細な説明で大変勉強になりました。手作り感があり、平和を願っていることが伝わりました。月末に広島の資料館に行ってきます。(56歳男)