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催し物案内・お知らせ  2019年1月





展示 展示

子ども企画展「戦争の中の子どもたち」と「戦争と動物たち」展  開催中 
2月23日(土)まで  3階展示室 


「ピースあいち」では、次代を担う子どもたちにこそ、戦争と平和について学んでほしいと2011年より、子ども向けの展示を行ってきました。戦争中の教育や子どもたちのくらしを紹介しています。


<戦争の中の子どもたち>
ピースあいちが所蔵している実物資料やパネル展示を通して、戦時下の子どもたちのくらしや学校教育の様子を紹介します。また、絵日記や「戦時中の子どもたちのくらし」を描いた児童画(複製)も展示します。
<主なパネル展示>
「教科書」「運動会・学芸会・修学旅行」「防空演習」「学童疎開」「勤労動員・勤労奉仕」「孤児になった子どもたち」など20点。2017年の沖縄「慰霊の日」追悼式で高校生が朗読した「平和の詩」も紹介。
<戦争と動物たち>
「ゾウを守った東山動物園」「戦時下の動物たち」
戦争末期、全国の動物園では、軍の命令で動物たちが殺されていきました。しかし、名古屋の東山動物園では、当時の北王園長らの必死の努力で、2頭のゾウ、マカニ―とエルドが生き延びることが出来ました。戦後、この2頭のゾウを見たいと願う子どもたちのために、特別仕立ての列車―ぞうれっしゃが走りました。
犠牲になったのは、動物園の動物たちだけではありません。子どもたちに身近なイヌやネコなども犠牲になりました。






8分間で奪われた2000人のいのち 「熱田空襲」
―6月9日 愛知時計・愛知航空機への空襲

3階展示室
3月5日(火)~5月5日(日)

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左:爆撃による穴のあるコンクリート堤防
右:愛知時計電機前の慰霊地蔵

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上:米軍が愛知時計電機と愛知航空機熱田発動機工場を爆撃中に撮影した写真(米軍資料より)(部分)
下:戦後、米国戦略爆撃調査団が2トン爆弾の効果を調べるために撮影した写真(米軍資料より)

1945年6月9日、熱田神宮に近い愛知時計電機と愛知航空機の2つの工場一帯を襲った「熱田空襲」は、わずか8分間の空爆で2000人を超える犠牲者を出しました。
なぜ、時計製造工場が標的になったのでしょう。なぜ、名古屋空襲で最大の被害となったのでしょう。実は6月9日は、米軍「エンパイア作戦」の初日、そして2トン爆弾が日本で最初に使われた日でした。6月9日の空襲をさまざまな角度から解明します。
また「6月9日空襲を語り継ぐ」をテーマに、東邦高校美術科生徒の作品展、戦争体験の証言・絵画、地域に残る犠牲者慰霊碑パネルなどを展示します。

<展示内容>
・6月9日空襲とは何だったか
時計生産から軍需生産へ/6月9日空襲の実態/愛知時計電機・愛知航空機の学徒動員
・6月9日空襲を語り継ぐ
東邦高校美術科の生徒の作品展
体験者のお話を聞き、生徒それぞれがイメージした戦争と平和の作品
戦争体験証言・絵画の展示
今井美代子さん・中野見夫さんの証言パネル・ビデオ、浄玄寺前住職の描いた  体験画
地域に残る犠牲者慰霊碑






「熱田空襲」展 関連イベント

「熱田空襲」ミニ解説
3月9日(土)11:00~12:00 1階交流のひろば

「名古屋空空襲最大の犠牲者を出した「熱田空襲」 金子 力さん(ピースあいち) 
「名古屋空襲慰霊の日制定請願の取り組み」報告 東邦高校生徒会



ギャラリートーク
3月16日(土)13:00~14:30 3階展示室

東邦高校美術科生徒によるトーク「作品制作への想い」



講演会
4月13日(土)13:30~15:00 1階交流のひろば

「中京高女の学徒動員と熱田空襲」 越智久美子さん(至学館大学助教)
『私たちの戦争』(2016年 中日新聞社)の著者が、若者がどのように戦争に 巻き込まれていったかなどを語ります。





ともしび法要 写真

ともしび法要(昨年)

名古屋空襲犠牲者追悼の夕べ
3月16日(土)17:00~18:00

緑風の会による朗読、前庭平和地蔵前でのともしび法要






福島を忘れない!被ばくから8年―チェルノブイリ原発事故から34年―
主催 チェルノブイリ救援中部/協力 ピースあいち
3月5日(火)~5月5日(日) 2階プチギャラリー

福島原発事故から8年。「福島は復興しつつある」という政府の姿勢とは裏腹に、避難地の縮小や住民の帰還、放射能汚染廃棄物の現状、住民の健康被害など問題は山積し、解決の見通しは立っていません。そして、30数年経た今も半径30キロ圏内立ち入り禁止のチェルノブイリ原発周辺の現状。二つの地域の現状をデーターと写真で…



関連イベント
3月9日(土)13:30~15:00 1階交流のひろば

①チェルノブイリ原発事故周辺の現状報告
戸村 京子さん (チェルノブイリ救援中部 初代理事長)
②福島原発事故から8年―現状は?
河田 昌東さん (チェルノブイリ救援中部 理事)






お知らせ・ご案内

戦争体験を語り継ごう!ピースあいち「語り継ぎ手の会 リボン」

「ピースあいち語り継ぎ手の会 リボン」会員募集
「戦争と平和の資料館 ピースあいち」では、かつての戦争の資料を展示するとともに、戦争体験者たちによる「語り手の会」をつくり、学校や団体などに出向いて、戦争の体験、原爆、空襲、学徒動員など多くの戦争体験を語り伝えてきました。
しかし、戦後70年以上がたち、戦争の実体験を語れる人は高齢化してきました。遠からず戦争体験を聞くことが難しくなる時代がやってきます。
そこで、ピースあいちでは、戦争を知らない世代の「戦争の語り継ぎ手」を募り、2017年9月には「語り継ぎ手の会」を発足させて、戦争体験の伝承に取り組むことになりました。戦争体験を語り継いでいく意思と情熱のある人ならだれでも会員になることができます。ぜひご参加を!



報告集表紙

報告集ダウンロードできます
PDF 42ページ(表紙含む)

「私にとっての平和とは?投稿募集」
報告集ができました!

ピースあいち10周年企画として、昨年2月から12月に取り組んだ「私にとっての平和とは?投稿募集」。415人の方から投稿いただきました。用紙いっぱいに綴られた『私にとっての平和とは?』『平和のために自分ができることは?』…。その一つひとつの言葉、想いを大切にピースあいちの今後の活動に生かしていきたいと思います。
投稿お寄せいただいたみなさん、ありがとうございました。




ピースあいちでは、
・ピースあいち見学会ガイド案内
・戦跡めぐりのご相談
・パネルの貸し出し

など行っています。ご活用ください。
ご案内ちらしはこちら