今年もチャリティーライブを行います◆寄付先は 「戦争と平和の資料館 ピースあいち」です    
古橋 庄平(音楽の力 古橋とゆかいな仲間たち)



        *この記事は古橋さんのブログから、ご了解を得て掲載します。

『音楽の力 古橋とゆかいな仲間たち「戦争と平和の資料館 ピースあいち」チャリティーライブ』

 このライブは僕と、僕の音楽仲間たちでライブを行い、収益を寄付するという、何のひねりもない、まさにタイトル名通りのイベントです(笑)。
 2015年からスタートし、おかげさまで今年で4回目となります。 今までの寄付金額の合計534,855円。最終的の目標は名古屋ドームライブと寄付金額合計一億円です。
 このチャリティーライブの目的は、「音楽の力を世の中の為に役立てる」 ことです。来場者には、「音楽を楽しみながら寄付して頂き、いろんなことを知ってもらう」。寄付先には「自分たちの活動や現状をたくさんの方に伝えてもらい、寄付金を支援する。」と、みんながハッピーになれるイベントなのです。
 どうして僕がチャリティーライブをやっているかというのは2015年チャリティーライブのブログに書いてあるので、下記をポチッとしてくださいな!!

(2015年チャリティライブのブログはこちら)    

  

 というわけで、今年も 11月4日 (日) に「音楽の力 古橋とゆかいな仲間たち チャリティーライブ」を開催しま~す♪ 
 昨年は「動物愛護センター」でしたが、今年の寄付先は 名古屋市名東区にある「戦争と平和の資料館 ピースあいち」です。
 皆さんはこの「戦争と平和の資料館 ピースあいち」って知っていますか?? 古橋は2年前に存在を知ったのですが、簡単に言うと、戦争のことを伝え、次世代の平和のために役立てるために設立された、市民の手で運営されている資料館です。
 ではなぜ、今年の寄付先を「ピースあいち」にしたかというと、「ピースあいち」の誕生に、衝撃を受けたからです!!!

 寄付先を探すときは、NPO(特定非営利活動)法人や社会福祉法人からいくつか候補先を選び、候補先のHPは、憑りつかれたように隅から隅まで見まくり、財務諸表まで確認し、本当に資金に困ってるかもチェックして、寄付先を決めています。
 ピースあいちのHPを憑りつかれたように隅から隅まで見まくってた時に、「ピースあいちはどのように誕生したか」というページにたどり着きました。そこには、こうありました。

加藤さんと堀田さん加藤さんと堀田さん

メンバーの皆さんが「ピースあいち」に見学に来てくださいました!

 

 この資料館ができるまでには、大変長い時間がかかりました。多くの市民の努力がありました。その歩みを紹介しましょう。
 あの戦争から長い時間が過ぎ、1990年代、高度経済成長を遂げた日本は豊かになり、世の中はあの戦争のことをどんどん忘れていきました。
 しかし、アジアで2000万人、日本で310万人の命が犠牲になったあの戦争のことを、日本中がこんなに早くきれいさっぱり忘れてしまっていいのだろうか?と危惧した人たちがおりました。
 その人たちは、1993年、愛知に戦争資料館をつくろうという運動を始めました。戦争は国策として行われたのだから、それを次世代に伝えていくのは、国や県市など公的な主体がやるべきことだと考えて、愛知県と名古屋市に戦争資料館をつくってほしいと呼びかけました。
 しかし、バブルといわれた好景気が去り、地方財政は悪化し、愛知県は万博や新空港建設に力を入れ、戦争資料館の建設には動きませんでした。
 運動を始めて10年以上が過ぎ、運動が大きな壁にぶつかっていた2005年5月、突然、天から星が降ってくるような幸運が訪れました。
 加藤たづさんという当時84歳のご婦人から、名東区よもぎ台の土地90坪と建物建築費1億円のご寄付の申し出があったのです。
 加藤たづさんは、戦争中から一生懸命勉強し、看護婦や助産婦の資格をとり、洋裁などもできる女性でした。戦後、結婚されましたが、早くに夫と死別、その後も自立して働き続けました。自分は質素な暮らしをし、一生かけて蓄えた財産を世の中のために役立てたいと考えて、戦争資料館建設のために、寄付をして下さったのです。【HPから抜粋】

おおーアンビリーバボー!!!
加藤さん、マジスゲーっす!!
この加藤さんの寄付を無駄にしてはいけない!!?
ピースあいちをもっと広めなければ!!
というのが、寄付先に選んだ最初の理由です。

 正直、戦争とか平和とか最初はそこまで興味はなかったのですが、ピースあいちのHPを読んだり、実際にピースあいちに行ってみたりしてるうちに関心を持つようになりました。
 今年、1945年に第二次世界大戦が終結し、終戦から73年になります。つまり戦争経験者は73歳以上となりますが、最年少の兵隊は17歳だったそうなので、実戦経験者は90歳以上となり、あと数年もすれば、この世にほとんど存在しなくなってしまいます。古橋のおじいちゃんも、戦争の実戦経験者でしたが、14年くらい前にあの世へ旅立ちました。
 日本は国土にも空襲を受け、人類史上初の唯一の原子爆弾の被災国となってます。戦争を知らない政治家だらけになった時、怖くないですか?戦争を止められるのは我々国民です!!
 被害は甚大で凄惨だった戦争、この悲劇を繰り返さないため、時間と共に風化させないためにも、ピースあいちのような場所は必要なんだと思います。

 ピースあいちの運営資金は、正会員・賛助会員(定期的に寄付する方のこと)の会費収入と寄付金によってまかなわれています。90人のボランティアスタッフがいますが、常勤一人以外は無給で働いています。1年間の運営経費は約1000万円かかり、2015年の会員数の会費総額は、その約3分の1程度となっており、あとは入館料と寄付金で成り立ってる状況です。

加藤さんと堀田さん

 

 というわけで、今回のこのチャリティーライブが少しでもお役に立てればと思い、今回は「戦争と平和の資料館 ピースあいち」にチャリティーすることに決めましたのでご協力お願いします☆
 ライブ当日に会場で募金を募ることはありません。チケット代の売上から会場費などの経費を引いて残った利益を寄付いたします☆
 皆さんにお願いしたいのは、チケットを買ってライブを観に来て頂き、ピースあいちの存在を知ってもらい、みんなで一緒に音楽を楽しんでもらうということです。
 行って良かったと思える、ライブイベントにするため、出演者の方は準備や練習を日々頑張っております!!! 少しでも ピースあいちやライブに興味を持ってくれた方は、ぜひ、チャリティーライブにお越しくださいませ☆ライブ当日はピースあいちのスタッフさんのトークもあります。

【ライブ詳細】
音楽の力 古橋とゆかいな仲間たち「戦争と平和の資料館 ピースあいち」チャリティーライブ
【日時】 2018年11月4日(日)  開場 14時30分 START 15時30分CLOSE 19時くらいまで
【場所】 HOLIDAY NEXT NAGOYA 名古屋市中区栄3-23-32  
【主旨】 音楽の力を世の中のために役立てる。
【ライブコンセプト】 ステージ・客席全員参加型の楽しいセッション風ライブ。全曲生演奏
【入場チケット代】 2,300円 ※ 入場時に別途ドリンク代600円必要。中学生まではドリンク代600円のみでチケット不要。
チケットは 200枚限定です!!  
前売り券のみの販売ですが、チケットが余った場合は当日券として販売します☆