ピースあいちで平和と向き合う「学生無料の日」イベント◆9月30日(日)です          
    ボランティア・次世代交流チーム 原田 拓郎



 2017年12月に発足した次世代交流チームは、ピースあいちのボランティアの中でも、現役で働いていたり子育てをしている若手のメンバーが中心に集まったチームです。
 現在ピースあいちで中心となり精力的に活動されている方々に比べると、時間が制約されてしまう中で、主体的に自分たちのペースで活動していきたいと考えスタートしました。「楽しむ」「しばりのない活動」「つながり」「ピースあいちの11年目~を考える・育てる・築く」をキーワードに活動しています。
 まだまだ知識も拙い私たちですが、4月におざわゆき先生の『あとかたの街』の舞台を歩くというイベントを行いました。劇中、主人公たちが空襲の中、逃げ回ったルートを歩き、追体験をすることで、実際の名古屋空襲の状況を肌で感じることができました。

 そんな私たちの次なるイベントが、9月30日の日曜日に行う“ピースあいちで平和と向き合う「学生無料の日」”です。 (詳しい内容はこちらのチラシから)    

 文字通り中・高・大・専門学校の学生の方々に無料で来館してもらい、期間を延長していただいた「peace nine」展で制作者の平和への思いを聞いて、常設展で戦争のこと、ピースあいちのことを知ってもらい、一緒に学びながら交流を深める場になればと考え、普段は閉館日の日曜日に特別に開館するイベントです。
 お茶やお菓子を用意したカフェスペースでお話をしながら「楽しみ」、お互いの枠を超えて「つながり」、共に感じ・考え「これからを考える・育てる・築く」に繋いでいける場になればと思っています。

 私たち次世代交流チームの名前には「次の世代を考える、次の世代に伝える、次の世代のために」という意味が込められています。戦後70年を過ぎ、戦争を体験された人の数が年々少なくなっていく中、悲劇を二度と繰り返さないために、その体験や思いを語り継いでいくのも、私たちの使命だと考えています。戦争資料館という場所に対するイメージはどうしても暗くなりがちですが、少しでもその雰囲気をやわらげ、足の運びやすい場所にすることで、一人でも多くの若者の学ぶ機会になればと思います。
 これからもいろんなイベントを考え、少しでも多くの方々にお会いしたいと考えています。そうして得た「つながり」を大切にし、戦争という悲しい過去を風化させないよう伝えていきたいです。

 このメールマガジンを読んでくれた学生のみなさん!
 ぜひ9月30日お友達を誘って、ピースあいちに来てください。
 ピースあいちで平和と向き合い、これからを一緒に考えてみませんか。