「戦争と平和の資料館 ピースあいち」新館長ご挨拶  
館  長 宮原 大輔            

                                           
 

5月19日午後、平和のための戦争メモリアルセンター設立準備会の第22回理事会が開催されました。この理事会では、①総会提出議案 ②ピースあいちの人事について等の審議が行われ、2018年度のピースあいちの館長に宮原大輔、事務局長に赤澤ゆかりが選任されました。また、「新規事業など、新たな10年をいかに展望するか」との意見交換が行われました。6月9日には2018年度の総会が開催され、今後の取組みと会員の拡大に向けて活発な議論が行われました。

 この度、戦争と平和の資料館ピースあいちの館長を務めることになりました。ピースあいち設立の中心となり、また開館後は11年間にわたり館長としてお務めいただいた野間美喜子前館長の後任としてピースあいち運営の重責を担わせていただくこととなります。野間前館長を始めとする多くの先人の皆様方の御功績を大切にしつつ、ピースあいちの運営に全力を傾けてまいりたいと心いたしております。
 ピースあいちは、かつての戦争を思い起こし、平和の大切さを語り継ぎ、未来の平和に向けて発信していくという目標を守りながら、これからも民立民営、ボランティアに支えられた資料館として運営していきます。
 ピースあいちは昨年開館10周年を迎え、今、次の10年に入りました。民間運営としての厳しい館運営は今後も続きますが、先を見据えた充実発展を模索して参りたいと思っております。どうか皆様方におかれましても、ピースあいちへのご協力、ご支援を引き続き賜りますよう重ねてお願い申し上げます。