「ピースあいち」とともに10年◆今思うこと
ボランティア 瀬戸 暢子                                                

                                                
 
新聞記事

10周年記念パーティにて

 「ピースあいち」が開館10周年を迎えました。先日、その記念式典があり、記念誌などをいただき大勢のみなさんと喜びを分かちあいました。私もささやかなボランティア活動を続けていることで、いささか感慨深いものがありました。
 「ピースあいち」へ出かけることで、来館者との会話、運営委員・ボランティアの方々との話し合いを通じて、私なりに得るものがあります。それなりの充実感があります。
 しかし、今回いただいた記念誌『希望を編みあわせる』をひもときながら、それだけでは駄目だと分かりました。
 戦争資料館建設運動開始から15年…。
 「ピースあいち」開館から10年…。
 これからの「ピースあいち」へ…。
 各々の分野の生みの苦しみ、達成した時の喜びなどなどを「生半可な気持ちで読んではいけない」「生半可な気持ちで読めるものではない」という思いにいたっています。というより中身の濃さ・重さに圧倒されています。一つひとつの事柄を丁寧に咀しゃくしながら理解しなければと肝に銘じています。