今月の「ピースあいち」◆来館者アンケートより           
   



特別企画 丸木位里・丸木俊「原爆の図」と市民が描いた「原爆の絵」展が始まりました。新聞等マスコミでも大きく取り上げていただき、多くの方のご来館をいただいています。18・19日の映画『ひろしま』の上映会には100人近くの方の参加がありました。

■アンケートより

10周年おめでとうございます。どんどん充実していく展示に感心しております。みなさんの苦労のたまものでしょう。頭が下がります。特別企画、よかったです。体験市民の絵は初めて見ました。これだけ悲惨なことがありながら、世代が代わって忘れ去られ、再び昔の日本を 賛美する現状に深い危惧を抱いています。ピースあいちの役割、使命は大きいです。頑張ってください。私も微力ながら力を尽くしたいと思います。(74歳男)

映画『ひろしま』を観ました。当時の教職員組合が「教え子を戦場に送るな」の名のもとこんなに真剣な映画を作っていたとは知りませんでした。ぜひ広めていきたい映画です。

映画『ひろしま』、気迫のこもった素晴しい作品でした。一人でも多くの人が鑑賞することを願っています。(57歳男)

これでもかという程の生々しい映画は、もうつらすぎます。余りに生々しいもの以外で訴えることも大切と思います。(73歳男)

平和について多くのことを感じ、考えさせられました。(56歳女)

丸木さんの絵も体験者の方の絵も原爆のひどさを強く訴え、感動しました。(76歳男)

平和を実現するのは難しい、簡単ではない。なんとか実現したいものです。(62歳男)

原爆図はひどすぎて、たえれることができません。絶対に日本は二度と戦争はしないと、信じて生きてきましたが、今の現状は、今にでもすぐ戦争がおこってもおかしくありません。子ども孫たちが心配です。今だにアメリカのいいなりになっている政治ががまんできません。何とかならないかと思うだけです。(74歳男)

ピースあいちが完成した時から、マスコミで知り、行きたい行きたい思っており、ようやく実現しました。展示に心ふるえました。折にふれ何度も足を運びたいと思います。(58歳女)

中2の時に社会見学に来て以来の訪問。当時は気づけなかったことに多く気づく。今日は長居できなかったが、また来て豊富な資料からたくさん吸収したい。市民が働きかけて作られたピースあいち。本当に素晴らしいと思うと同時に、本来、公がやるべき仕事をやっていない現状に落胆を覚える。現代も世界で戦争が起こり、日本にも怪しい戦争の足音が近付いているように思う。貧困問題も重大だ。ただ戦争に反対するだけでは民意は動かない。貧困など人々の生活レベルのことから考えることで、より大きな“戦争”というものをなくし、平和をつくっていけると思う。(22歳男)

①資料の「量」「質」ともにすばらしい。②運営を市民団体で維持されているご苦労よくわかります。③新しい世代に継いでくためにお互いに知恵を出し合いましょう(76歳男)

「原爆の図」のビデオも視せていただき、「図」のより深いみ方ができてよかったです。館の方のていねいな詳しい解説もあり、しっかりみることができてありがたかったです。(70歳女)

当時の状況を伝える貴重な資料が多数あり、教科書では知れないことも含めてとてもよく知ることができました。(28歳男)

体験者が減っていく中で、子供達に事実を正しく伝えて行くことが大切、18歳の選挙権等を考えると、中学生に自分たちの選択すべき道を判断するための一つの知識として見学を推奨したい。(52歳男)

<平和へのメッセージ>

戦争は起こったとしても俺は従わない。まず起こさないけどな。(17歳男)

何があっても戦争はこの地球上で絶対におきてはならん!許さない!(16歳女)

誰もが夢に向かって努力できる/未来に希望を持てる社会を目指して、これからも学んで行動を起こし続けます。(17歳女)

今苦しんでいる人が早くその苦しみから抜け出せることができますように。(17歳女)

多くの人が他の人のことも考えて生活を送ることができるのなら、きっと今より良い社会に、平和な社会になると思います。(17歳男)

平和とは武器を持たない、みんなが幸せになる、そういうことが平和だと思います。(17歳男)

今後の日本も、二度と同じ事が起きないように、私たちが今の日本を守っていきたい。(16歳男)