◆ボランティア雑感◆平和のバトンを    
 ボランティア  岩男 涼



 2016年8月末からピースあいちのボランティアに参加させていただいております。ピースあいち最年少のボランティア中部大学人文学部歴史地理学科1年岩男涼と申します。近現代史に興味があり、個人的に戦闘機や艦載機による空襲がなぜ私の故郷で行われたのかを研究しています。今回、せっかくの夏休みなので家でじっとしているのももったいないから何か始めてみようと思い、適当に何かないかスマホ片手に調べていたところ、たまたまピースあいちのホームページでボランティアの募集を見つけ、幼少の頃から祖父母に戦争の話を聞き、戦争に関心があったこと、そしてもともと歴史が好きで資料館などで働いてみたいとの思いもあり、参加することになりました。
 初めてのボランティアのときは不安で頭がいっぱいでした。しかし、年の離れた尊敬する人生の先輩方に暖かく歓迎していただき、今では楽しくボランティアに参加させていただいております。
 

倉橋画像 封筒

当番の日、2階展示場で

 さて、私は「学び考え行動すること」をモットーとしています。この言葉は高校生時代に所属していた高校生フェスという私立高校の生徒を主体とした団体にいたころ教えてもらったことです。ピースあいちのボランティアは、戦争を学び平和を考えそして平和な世にするために行動することができます。私はそんな、ピースあいちが大好きです。
 戦後71年経ち、戦争の記憶が薄れ、再び日本が戦争をする国になるのではないかと懸念されている今こそ、改めて戦争を学び平和とは何かを考え平和の世を作るため行動していく必要があるのではないかと考えています。私は、ボランティアを通して学び考え行動する大切さを伝え、71年前の記憶を継承して後世に平和のバトンを渡していくお手伝いが少しでもできればと思います。これからよろしくお願いします。