ピースあいちで学びました
愛知県高校生フェスティバル 青山 夏巳            

                                           
絵はがき

ガイドの案内で展示を見る

 

 私たち愛知県高校生フェスティバルは、2月に行われる授業改革フェスティバルというイベントに向けてピースあいちさんで学習会を行いました。
 栗本さんの講演、そして館内の説明などを聞き、参加した中高生の平和に対する意識が変わったのではないのかなと思います。『目を背けたくても簡単に背けてはいけない、そして戦争は何も生まない、それを改めて感じました(南山男中2年)』などと、感想を送ってくれました。

 栗本さんの講演の感想では、
『偏った知識を国民に埋め込まないといけないような状況になっていた戦争ということが人の死だけではなく、生き残った人の人生での学びそのものに影響しているんだなと感じた(愛知黎明高2年女子)』、『差別はまだ続いていると実感した。白人と黒人だけでなくアジア系の人々も全員同じような立場になれる日が来てほしい(椙山高2年女子)』、『もしかしたら私も知らない間に中国や朝鮮を下に見てたのかもしれない。(東海学園高2年女子)』
などと、改めて韓国と日本の関係や歴史を通じて感じたことがたくさんありました。この参加した生徒の感想は一部で、もっとたくさんの感想が送られてきて真剣に受け止めてくれた姿勢がとても文面から伝わってきました。

 

 私自身も、韓国に留学したいと思っていたりとても身近に感じる大好きな国なのですが、大好きだからこそどこか避けていた自分もいるような、良いところだけしか見ていなかった気もします。今も残るこのような問題はもっと知らなくてはならないものなのだと栗本さんのお話で気付かされました。
 高校生になってもまだまだ知らないことがたくさんあります。私も高校生になって学ぶ機会をいただいて初めて知ったことがたくさんあります。そして学んでいく上で"知らなきゃいけなかった"と思うこともたくさんありました。
 あまり社会の授業でも触れないものもありますが、平和について、歴史について、今の国際問題について、私たち中高生がたくさんのことに目を向け、学んでいき発信していくことが大切だと改めて感じました。ありがとうございました。