今月の「ピースあいち」◆来館者アンケートより



2018年最後のメルマガ。今年も本当にたくさんの方のご来館をいただきました。来館者アンケートにも多くの方が思いを綴ってくださいました。体験語り派遣講座でもたくさんの感想文をいただきました。この1年に寄せていただいた皆さんの声を今後の企画・運営に生かしていきたいと思います。来年もよろしくお願いします。

■アンケートより

亡くなった父がピースあいちに来ていたようで、一度来たいと思っておりました。生きている時は自分の戦争体験を話すことはありませんでしたから、もっと積極的に聞いておけばといま思います。しかし反面話したくなかったのかもしれません。ほんの少しですが戦争の悲惨さをいろいろな角度から知ることができました。今日は小学生の方が来ていらっしゃいましたが、良い機会を学校が与えてくださり、良い事だと思いました。(65歳女)

以前から気になっておりました「ピースあいち」に来ることができました。私含め、今の子供は戦争を知りません。いくら調べても、全部を知れないと思います。そんな私達は平和のためにも次の世代に風化させないよう伝えていかないといけません。そんな私が今できることは、このような資料館で学び、どのようなものだったのか知ることだと思います。体験者の体験されたことは私達には到底想像できません。だからこそ私は昔日本がしてきたこと、されたことを少しでも理解できるよう学びます。(17歳男)

今日(12月8日)が、太平洋戦争開戦日ということをつい忘れていました。寄贈品の出展者の生の声を聞くことができ、展示物の重みがよく伝わってきました。できれば母親を連れて見せたり、聞かせられればと思いました。今年90歳でまだ元気ではありますが、足が弱って支障をきたすため、言葉で伝えたいと思います。今後もこのような企画が続きますよう、よろしくお願いします。(62歳男)

やはり戦争について、忘れてはならないと思った。(20歳男)

自分は「平和」とは、争いがないだけかと思っていた。でも「平和」とは、すべてが平ら、つまり平等であることだと感じた。(11歳男)

わたしは、もう二度と戦争はおきてほしくありません。なぜなら、たくさんの命がなくなって、自然もなくなって、家族とも思い出とかもなくなってしまうからです。戦争のことをもっとくわしく調べ、ピースあいちさんのように平和な世界になるような活動をしたいです。(12歳女)

日本が受けた被害だけでなく、加害についても知ることができました。さまざまな写真を見たり、話を聞いたりして戦争や平和について深く考えさせられました。(18歳男)

田邉さんの話を聞いて、平和とは何かについて考えるいい機会になりました。当時の部屋のセットがあっておもしろかったです。(19歳男)

戦争を物語る生々しい写真など展示してあり、当時の悲惨さが分りました。戦争体験者の田邉さんから直接話を聞いて、とても悲しい気持ちになりました。(18歳男)

ボランティアさんの運営で、たくさんの展示をされていることがすばらしいと思います。初めて見る物が多く、戦争中のことを想像しました。この戦争の上に今の平和があるんだと思います。私たち生協(あいち生協)も平和の伝え方でいろいろと考えています。過去の戦争のこともしっかりと伝えていかなくてはと改めて思いました。(49歳女)

名古屋の空襲のこともピースあいちに来るまでは、まったく知りませんでした。もっと僕たちみたいな若い人が、これからのことを考えていかなければいけないなと思いました。(37歳男)