今月の「ピースあいち」◆来館者アンケートより           
   



今月もピースあいちには、小・中学生を始め、若い方のご来館が多く見られました。5月31日には三重県からなんと200人の中学生が来てくださいました。

■アンケートより

「大田昌秀と儀間比呂志展」を見学させていただき、大田さんと儀間さんの平和を願う心と行動に心打たれるとともに、現実の政治のあり方に少し哀しくなりました。大田さんや儀間さんの思いが一人でも多くの人に伝わり、沖縄の人々が本当に安心して暮らせるようになることを願っています。(27歳男)

6月2日、「沖縄展の関連イベント」に参加。「標的の島」の映画とお話を聞いた後、沖縄で結婚し、子どもにもめぐまれ暮らしている娘とのメールです。(75歳女)
母→娘
映画「標的の島 風かたか」観ました。
全編涙が出て頭が痛くなりました。
宮古島、石垣島、辺野古、高江で本当に多くの人が身体を張った阻止運動は、何もできない、沖縄までも行けない私には辛すぎます。
涙を流すしかできない我が身が辛すぎます。
機会があったら「風かたか」是非観てください。
娘→母
そんな映画があるのも知らなかった。
早速調べてみようね。
お母さんが辛がるのもわかるけど、十分私には響いてますから。何もしてないわけではないと思うよ。影響を起こすということは、しっかり行動してると思うな。

「標的の島 風かたか」は現地の状況を的確にとらえ、すばらしいと思います。沖縄のアイデンティテイの継続と沖縄から米軍基地をなくすことは最大の課題であり、日本全体で取り組む課題です。オール沖縄からオール日本へ。(男)

今月沖縄辺野古に行きます。チラシを見て事前の学習にと思い来てみました。3階の版画家ははじめて知りました。こちらをつくられた方々、守られているボランティアの方々、ありがとうございます。私もできることがあればお手伝いしたいです。春日井市で活動しているので、なにかの折にまたお会いできると思います。またまいります。(59歳女)

はじめにDVDを観せていただいて、ピースあいちがどのように作られたのかをはじめて知りました。県立での資料館をまたずに、民間で、自分たちの手でというのは大変なことと思いますが、自分たちの思いを存分に展示の形で表現できるすてきな場ですね。これからも長く続けてください。

名古屋の千種区で空襲にあって大垣へ逃げて行ったのです。造兵廠に行かされて、24時間勤務なんて日もありました。今は平和で安心して生活しています。子孫の時代まで平和が続きますようにと思います。(92歳女)

攻撃をうけた場所や人々をこれほど鮮明に写した資料を見たことがなかったため、いたく衝撃を受けた。大変多くの方が命を落とし、また人を殺すことに対し抵抗をも抱かなくなるような戦争の真の恐ろしさというものを改めて理解した。このようなことを二度と起こしてはならないと、今の情勢を踏まえて再度強く思う。貴重な経験ができありがとうございます。(18歳男)

ツイッターの発信もいつも拝見しております。(56歳男)

私達が今こんなにゆったりとした生活をしていていいのかなど、とても考えてしまうようなことばかりで。昔の中学生なんて、戦争にでていた、なんて思うと寂しくなります。自分ができることからしていきたいと思います!!(13歳女)

政府が判断を下すときに使っている論理をつかんで、そのように考えているのはなぜなのかと迫っていくというのは、非常に重要だと思いました。(22歳男)

大変すばらしい展示ですね。感心しました。情報が豊富で、よく整理されていました。日本の被害と加害の面を展示されていたのは、大変よかったです。またこさせて下さい。(61歳男)

今、戦争をやめなければならない理由として、昔と今の戦争の違いに、規模と市民の犠牲の大きさに、大変違いがあると知れて、新鮮な考えでした。当時、市民は戦争に関与していくことに反対できない状況だったので、そういった状況になる前に行動が必要だと思いました。(19歳女)

市民が建設、運営していると聞き大いに感銘を受けました。名古屋空襲時、名古屋城が“誤爆”により焼失したと知り、むなしさを感じますね。(70歳男)

とてもすばらしい展示をありがとうございました。誠実で史実にもとづく資料に圧倒されました。初めて知るようなことも多く、勉強になりました。(74歳男)

戦争は起こしてはならないことを改めて実感した。(62歳男)

展示されているものがとても興味深いものばかりで、感心しました。これからも長く存続し、来館者が増えるようお祈りいたします。戦争の風化が激しい昨今、この場所・営為はとても貴重だと思いました。(67歳男)