晴天に恵まれ、開館11周年ピースまつり2018                                              

                                                
 

 5月6日、晴天に恵まれ、ピースあいち開館11周年「ピースまつり2018」を開催しました。今年のピースまつりは、地域の方たちがピースあいちに親しみを持ち気軽に参加できる「ステージプログラム」を中心に準備しました。

 1階前庭のショップーAHI(アジア保健研究所)のフェアトレード雑貨、産直野菜、ガラスフェーシングアクセサリー・ハンドメイド雑貨―は11時開場の前から、「今日は中で何かやってるの?」と通りがかりの人ものぞいて、賑わいを見せていました。

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写真左:トマトなど産直野菜のお店  写真右:ガラス細工、袋物など手づくりのお店

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演奏するオカリナ大地のみなさん

 1階交流のひろばでのライブステージ。11時からのオープニングはオカリナ大地のみなさんによる「映画音楽でたどる、戦争と平和への歩み」と題して、「ドレミの歌」「さとうきび畑」など9曲の演奏。なつかしい曲、幅広い世代に親しまれた曲をやさしい音色で…。

 お昼は、つきたて餅の販売。おろし餅、あんこ餅の2個セット100円。あっという間に完売で、お餅係のボランティアは大奮闘でした。

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写真左:お餅の準備をするボランティア  写真右:おいしいですか?

 13時からのステージは、ご近所、東邦高校の軽音楽部女子高生のアコスティックギターライブ。「演奏前に展示を見ました。本物の戦争体験にふれ、戦争は身体だけでなく心もきずつける。二度とおこってはいけない。そのことを次につなげていきたい。世界はまだ戦争の中にある。いつかこの空の下で、すべての人が笑って過ごせる日が来れば・・・」と、「みんな空の下」など7曲を披露してくれました。

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東邦高校軽音楽の学生   

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平和募金  

 「平和募金 戦争と平和の資料館ピースあいち *設立の趣旨に賛同し、応援します。運営のための募金に協力いただける方は、お願いします。東邦高校軽音楽部」と書いたカンパ箱をコーヒーショップの横に置いて、募金を呼びかけてくれました。演奏後、集まった5724円をピースあいちに寄付していただきました。

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作品を子どもたちに

 13時45分からは、プレスリーの音楽にのって、バルーンパフォーマンス。バルーンアート歴29年の久保田洋子さん。赤いピエロの手作り衣装で、名東区を中心に子ども会などでも大人気。久保田さんの手から創りだされる、ドラえもん、キティーちゃんなどのキャラクター、ゾウやキリンなどの動物や花などは、子どもたちにお土産としていただきました。

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朗読を披露する「オリーブ」

 15時からは、ピースあいち朗読の会「オリーブ」による「文学のなかの戦争 向田邦子作『ごはん』」の朗読。「ごはん」は、向田邦子のたくさんの作品の中で数少ない戦争体験―東京大空襲の際の家族の様子を描いた作品です。演じた「オリーブ」はピースあいちのボランティアでつくる朗読の会です。月1回、閉館後に集まって練習をしています。

 ピースあいちのボランティアによる2階常設展(午前)、3階企画展「杉山千佐子追悼―名古屋空襲と戦傷者たち」の展示案内も行われました。

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写真左:午前中に行われた2階常設展の展示ガイド  写真右:午後に行われた3階企画展の展示ガイド

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お絵かきせんべい描けました!

 お絵かきせんべい(1枚50円) 、コーヒー(1杯100円)の販売もありました。