今月の「ピースあいち」◆来館者アンケートより           
   



ピースあいち近くの平和公園の桜も、このメルマガが配信される頃には満開!となりそう。新しい旅立ちの季節でもあります。ピースあいちもまた、たくさんの出会いを願って…。

■アンケートより

地元の歴史を学びたいと思い、丁度こちらで名古屋空襲のいろいろ(杉山さんのコト)の展示があることを知り来館しました。日本の戦争被害者への補償のひどさにびっくりしました。海外のようにかつらまで国から…のような、やさしい国にしたいです。(46歳女)

広島 長崎 東京の空襲については学校で習ったが、名古屋の空襲については今日くわしく知ることができたし、火を消すまでは逃げてはいけないという規定があったことや、国があいまいにしていたりいまだに補償していないことを今日初めて知って、いい機会になりました。(20歳女)

「杉山千佐子追悼」展示を見ました。すごく良かった。「援護法」の活動は知っていましたが関わった事がなく、申し訳なく思っていました。40年ほど前8月の広島に向かう列車の中で、たまたま隣に座ってお話したことがあります。また、千佐子さんも私も地下鉄は東山公園で降りるのか、何度か顔が会って、ごあいさつしたことがありました。千佐子さんは私を知らなかったが、私は千佐子さんを知っていたのでごあいさつしました。真珠湾海戦の次の年に「戦時災害保護法」というのが作られたことを今回の展示で知りました。でも戦後生まれの国会議員には、援護法がなじまなかったんですね。(69歳男)

「戦争は、人の命さえもとるに足りないものにする」という言葉が印象的でした。(58歳女)

名古屋空襲の事がわかり、大変心を打たれました。(69歳男)

常設館というのがねうちがある。人間はどうしても一時は感動してもすぐ忘れてしまう。何回も何回もみることにより人生観が変わる。行動に移したい。政党も関係ない、写真をみて賛同しない人は人間でないと思います。世界平和を人生の最大の念願とする私です。今日は来て良かったと痛感しています。(76歳男)

戦争による悲惨な状況、もっと多くの方に見てほしい。(79歳女)

戦後生まれで、知らないではなく、知る努力が必要だと思いました。(70歳)

戦争中の生活など話は聞いていたが、具体的に写真などで見ることができよかった。安倍政権が9条をかえて、日本を再び戦争する国にしようとしている今、若い人、学生にぜひ見てもらい、戦争の悲惨さを目で見てわかってほしいと思いました。(69歳男)

今日二つの展示をみて、子・孫の時代も平和であることを新に願った。戦争は絶対にダメ。(74歳男)

1941年生まれで、周囲に多く戦死した人を知っています。家も店と自宅が焼けました。長い間、自分の親達の苦労を見て育ったため、頭からはなれません。今も世界から戦争がなくならないのが不思議でなりません。(76歳女)

先ずは遠かった。自宅から約3時間。町の中に一貫してメッセージを発信する拠点があることに勇気づけられます。これからもいろいろな企画を通じて平和の大切さを訴えてください。今日は訪問した甲斐がありました。(78歳男)

戦後生まれの私は初めて知った事がたくさんありました。このようにすばらしい施設があるのも今まで知りませんでした。若い人達に広く知ってもらい、戦争の恐ろしさを目や耳で確かめてもらいたいと思いました。(70歳女)

長い間来たいと思っていたここに友人に連れて来てもらいました。戦争体験者の私には、昔を振り返るとてもいい時間でした。地域で体験を語っています。(82歳女)

戦勝国のアメリカやイギリスと違い、日本やドイツの戦争展示は被害者の写真や手記が多く、かなり重い気持ちになります。感受性の強い私は小さい頃、母に連れられてよく戦争展示に連れていかれましたが、私は自分の娘には、あまり若いうちに見てほしくありません。40年間毎日経験したこともない戦争の悪夢を見ているからです。若い人達にどう伝えていくかは大きな課題でしょう。私は、人の恐怖感情や人種差別が、戦争につながることをうまく教えてゆけたらと思います。そして、自分からこの戦争のことを知りたいと子どもが思った時、自分で見に来てほしいと思います。また大戦が近くなってきているようなこの頃、みなさんがんばって下さい。(51歳)