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「私にとっての平和とは」
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催し物案内・お知らせ  2018年3月





杉山千佐子追悼 名古屋空襲と戦傷者たち
開催中 5月19日(土)まで
3階展示室

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展示

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杉山千佐子/爆弾で穴の開いた旧陸軍名古屋造幣局千種製作所の壁を前にして。1987年7月千種区の千種公園で
(中日新聞社提供)

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照明弾の下で燃える名古屋市東区周辺。1945年3月25日未明、中日新聞社屋上から。
(中日新聞社提供)

一昨年9月に101歳で亡くなった杉山千佐子さんの人生を一本の軸に、1945年3月の3回の名古屋空襲の実態と、戦後、杉山さんが始めた「戦時災害援護法」の制定運動(=戦災で死傷した民間人にも国家補償を求める運動)を紹介しています。
杉山さんは、この運動は平和運動だと強く意識していました。「私たちだけでなく、後の国民が国に簡単に踏みにじられることのないよう、その人権を保障した法律であると思っている」と、著書で語っています。しかし、ドイツをはじめヨーロッパで一般市民の救済が進むなか、日本では国会も裁判所もその道を閉ざしたままです。
市民に消火義務を課し避難を許さなかったため、多くの犠牲者を出した「防空法」についても、実物資料とともに展示しています。

展示内容/パネル・遺品など
*杉山千佐子とその生い立ち
*杉山千佐子と名古屋空襲
3月25日の空襲の謎/「実験」だった3月25日の空襲/名古屋の街に降り注ぐ爆弾/防空法/証言ほか
*杉山千佐子―その闘い
「民間戦災犠牲者援護法」をめざして/仲間たちの戦争傷害ほか
*闘いを阻んだもの
譲歩の余地なき政府の姿勢/国会は?/裁判所は?/救済の論理は?ほか
*諸外国の補償制度



関連イベント
入館料のみでご参加いただけます

4月14日(土) 13時30分~ 1階交流のひろば
講演会「杉山千佐子とは何だったのか」
お話 名古屋空襲の体験者と岩崎健弥さん(全国戦災傷害者連絡会事務局長)






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展示

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事故当時(3月15日)の福島第一原発。

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住宅地周辺のフレコンパック(放射能汚染物を入れた袋)。2017年9月現在、約915万超の袋が仮置き場などに置かれている。

「福島原発大事故」
~7年後、避難者のいま~

開催中 4月14日(土)まで
2階プチギャラリー

福島原発事故から7年目を迎え、福島に関する報道は減り、何もなかったかのようです。しかし避難者は今も7万人を超え、愛知県にも福島からの避難者が570名います。
この人々には今大きな問題が起こっています。昨年4月、国は年間20ミリ・シーベルト以下の地域の規制解除をして避難者の帰還を促しました。しかし避難者にとって、7年経っても事故は昨日の続きであり記憶から消えることはありません。まして、子連れで故郷を捨てた母親たちは子どもの未来を考え、帰還を決断できません。
福島原発周辺の地域は現在、どのようになっているのでしょう? 人々の生活はどんな状態 におかれているのでしょう? 福島原発事故によって故郷を追われ、避難している人たちを写真に収めている菊池和子さんの写真展です。






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オカリナ演奏 オカリナ大地

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バルーンパフォーマンス 久保田洋子

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朗読 オリーブ(ピースあいち朗読の会)

開館11周年 ピースまつり2018
5月6日(日)11時~16時

一日無料開館します。東邦高校・軽音楽部の演奏、オカリナ演奏、バルーンパフォ-マンス、朗読などの楽しいプログラムにどうぞご家族でご参加ください。展示ガイドも行います。






企画展 沖縄の『こころ』 追悼-大田昌秀と儀間比呂志展
5月29日(火)~7月7日(土) 3階展示室

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大田昌秀さん(2008年5月29日、名東文化小劇場、ピースあいち開館1周年記念講演)


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絵本「ツルとタケシ」 儀間比呂志 文・絵

6月23日の沖縄慰霊の日にちなんで「ピースあいち」では毎年沖縄をテーマにした企画展を開いています。11回目を数える今年は、実際に沖縄戦を体験し、その後、沖縄県知事を務めた大田昌秀さんと、沖縄の苦渋と悲しみを版画で表現した沖縄生まれの版画家、儀間比呂志さんの二人を取り上げます。
1925年生まれの大田さんは、沖縄戦の真っただ中、銃弾の中に身を置き、戦後、その苛烈な体験をもとに、生涯絶えることなくずっと、平和を求め続けました。日本政府だけでなく、アメリカにも足繁く出かけて交渉を続けたことは、よく知られています。「基地のない沖縄」が大田さんの悲願でした。
儀間さんは1923年、沖縄・那覇市生まれです。洋画、版画を学んだのは大阪でしたが、戦後、沖縄に戻り、沖縄戦の様子を絵本で表現しました。今回展示する版画は、ハンセン氏病の妹とその兄を描いた絵本「ツルとタケシ」からの出典ですが、この中にも沖縄戦の様子が描かれています。ほかに琉球の民話や風物を題材にした作品も多く残されています。
大田さん、儀間さんは奇しくも昨年、相次いで亡くなりました。二人への哀悼の思いを込め、二人の伝えたかった「沖縄」を、展示を通して考えてみたいと思います。

展示
<パネル>10枚
沖縄の『こころ』を訴えつづけた大田昌秀さんの歩みを紹介
<儀間比呂志・版画作品>
ハンセン氏病の妹とその兄を描いた絵本『ツルとタケシ』の原画19点/版画4点






<同時開催>「辺野古写真展」
『辺野古・高江のたたかい~本土では見えないほんとうの姿』

5月29日(火)~7月7日(土) 2階プチギャラリー

沖縄は過去に類を見ない状況に置かれています。横行する米軍機の訓練と事故、心無い人間によるヘイトやデマの流布、そして辺野古新基地工事の強行など…。
今回は、現地の方々が収めた写真を通して、辺野古・高江の風景、そして座り込み運動とそれに対する政権側の行為がどんなものか、その「ほんとうの姿」を見つめ直します。




関連イベント 沖縄の『こころ』 追悼-大田昌秀と儀間比呂志展・辺野古写真展

6月2日(土)13時半~16時  1階交流のひろば
講演「高江報告」 大月ひろ美さん (元青年劇場女優)
映画上映 「標的の島 風(かじ)かたか」(2017年制作・119分)

沖縄慰霊の日・講演と朗読のつどい
6月23日(土)慰霊の日 13時半~15時  1階交流のひろば
講演 「大田昌秀の見た沖縄戦・儀間比呂志の感じた戦世(いくさゆ)」
    お話 阪井芳貴さん(名古屋市立大学教授)
朗読  「平和の詩」群読  ピースあいち朗読の会「オリーブ」






特別企画展 高校生が描くヒロシマと丸木位里・俊「原爆の図」
7月24日(火)~9月2日(土) 3階展示室

広島市立基町高校の生徒が被爆者の証言に基づいて描いた 「原爆の絵」
丸木位里・丸木俊が描いた 原爆の図 第11部 《母子像》

を展示します。 詳しいことは、決まり次第ホームページ・ツイッターなどでお知らせします。



原爆の図 第11部 《母子像》

原爆の図 第11部 《母子像》  丸木位里・丸木俊 作 原爆の図丸木美術館 蔵

高校生が描いた 「原爆の絵」

高校生の描いた「原爆の絵」より いずれも広島平和記念資料館蔵 
左から、
「消えていった幼い姉妹··· 生きていてほしい」 中須賀 愛美(64 回生)
「ヒロシマ~昇る魂~」 立川 奈緒(61 回生)
「閃光」 小川 美波(68 回生)
「死んだ我が子を背負う 若いお母さん」 津村 果奈(68 回生)
「忘れられない~あの目」 富田 彩友美(64 回生)






お知らせ・ご案内





戦争体験を語り継ごう!ピースあいち「語り継ぎ手の会」会員募集

★戦争体験を語り継ごう!ピースあいち「語り継ぎ手の会」会員募集
「戦争と平和の資料館 ピースあいち」では、かつての戦争の資料を展示するとともに、戦争体験者たちによる「語り手の会」をつくり、学校や団体などに出向いて、戦争の体験、原爆、空襲、学徒動員など多くの戦争体験を語り伝えてきました。
しかし、戦後70年以上がたち、戦争の実体験を語れる人は高齢化してきました。遠からず戦争体験を聞くことが難しくなる時代がやってきます。
そこで、ピースあいちでは、戦争を知らない世代の「戦争の語り継ぎ手」を募り、ことし9月には「語り継ぎ手の会」を発足させて、戦争体験の伝承に取り組むことになりました。戦争体験を語り継いでいく意思と情熱のある人ならだれでも会員になることができます。ぜひご参加を!



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