『ワールド・コラボ・フェスタ2017』に参加して      
ボランティア  吉田  稔



 

 恒例行事の『ワールド・コラボ・フェスタ2017』は今年も10月14日・15日と、オアシス21銀河の広場で開催されました。「ピースあいち」の参加は4年目になり、今年は広報班、ボランティア班が協力して参加しました。
 『ワールド・コラボ・フェスタ』とは、2004年に名古屋国際センター、公益財団法人愛知県国際交流協会が中心になって立ち上げたイベントで、その目的は、持続可能な社会の実現のため、中部地域の国際交流・国際協力・多文化共生の活動を広げ、市民、NGO・NPO、企業、行政が協力して「学び、考え、行動する場」をつくり、継続的に活動することです。具体的な活動分野は、異文化理解、多文化共生、人権・医療、教育・子ども、環境・平和。そして、今年のテーマは『ピースをつなごう! ~持続可能な開発目標(SDGs)を達成しよう!』でした。
 多くのNGO・NPOが参加を申し込み、毎年抽選になりますが「ピースあいち」は、この4年間ずっと参加してきました。実行員会の話では、今年の参加は64団体で、入場者数は6200名超えとのことでした。

 
加藤さんと堀田さん

ワールドコラボで行った「ピースあいちを知っていますか?」シール投票

 

 「ピースあいち」の企画は、「教科書にみる日本国憲法3原則」のパネル展示、「敵性語クイズ」、そして「ピースあいちを知っていますか?」シール投票でした。
 「敵性語クイズ」の正解者には、オリジナル缶バッチを進呈しましたが、用意した100個がほとんど無くなるほどに好評でした。親子連れの子どもさんや若いカップルも参加してくれました。
 もう一つの企画「ピースあいちを知っていますか?」シール投票は、手軽な楽しさもあって、投票総数は295名に達しました。ここで注目すべきことは、投票の結果です。「知っている」が157票、「知らない」が138票。なんと、ピースあいちを「知っている」と答えた人が53.2%ととなり、初めて半数を上回ったのです。
 「ピースあいち」の存在と活動は我々が思うほどに知られてなくて、昨年も実施したのですが、「知っている」と答えた人は、昨年は40%前後でした。今年はついに50%の記念すべき数字を達成したのです。

 

 これはひとえに、10周年記念を大きな節目として、「ピースあいち」の全員が協力して様々な活動に取り組んだ結果です。その活動は、10年前のオープン以上に各マスコミが取り上げて、「ピースあいち」が一層知られることになったと思います。
 今年の『ワールド・コラボ・フェスタ』も広報班、ボランティア班が協力することで、お手伝いとして13名が参加して、大いに盛り上げることができました。今後も積極的に参加して、「ピースあいち」をさらに知ってもらいたいと思います。