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催し物案内・お知らせ





ピースあいち 10年のあゆみ展  開催中
5月20日(土)まで 3階展示室北側

展示 展示

展示 10年のあゆみ展

戦争と平和の資料館ピースあいちは、2007年5月4日に開館し、今年の5月に10周年を迎えます。
この間、次世代への戦争の記憶の伝承を中心に、平和を考えるための多様な活動をしてきました。開館までのあゆみ、そして「ピースあいち」開館10年のあゆみを年表と写真・チラシ・新聞記事、時々のエピソードで・・・






5月4日(木)「開館10周年記念日 無料開放」


5月4日は、ピースあいちの誕生日。
常設展と、開催中の企画展「名古屋城が炎上した5月―『名古屋大空襲』展」「ピースあいち10年のあゆみ展」もご覧いただけます。






名古屋城が炎上した5月―『名古屋大空襲』展 開催中
5月20日(土)まで 3階展示室南側

展示 展示

展示 名古屋大空襲展

名古屋市交通局のマスコット・キャラクターも、地元のプロサッカーチームも……名古屋城の金鯱(きんしゃち)は名古屋の街の押しも押されもせぬシンボルです。金鯱をいただく天守閣は名古屋市民の自慢のタネです。
その金鯱も天守閣も、江戸幕府が倒れると、「無用の長物」とされ、取り壊されそうになりました。そのあと軍隊の拠点となり、天皇家の離宮となり、ようやく名古屋市の財産になったかと思えば、戦争末期の空襲で灰燼に帰し、痛手から息を吹き返してようやく再建されると、祝賀のセレモニーは伊勢湾台風で吹っ飛んでしまいました。
このような波乱に満ちた名古屋城の近代のあゆみとともに、今回の『名古屋大空襲』展では、1945(昭和20)年5月14日の空襲に焦点を当て、「名古屋城炎上」について掘り下げていきます。
展示は、祝賀行事もなく、ひっそりと行われた名古屋城復活の日から始まります。展示構成は二部構成となっています。
第一部 名古屋城天守閣と金鯱は、昔から名古屋のシンボルだったのでしょうか?
第二部 街もお城も廃墟に変えた空襲―炎に包まれた金鯱

見どころは、
◎名古屋城と金鯱がたどった歴史を、国立公文書館の資料や当時の新聞記事でたどり、名古屋城と金鯱が名古屋のシンボルとなっていった経緯を見ていきます。
名古屋城の変遷を明治・大正・昭和の地図で見ていきます。
◎米軍偵察機が撮影した空中写真を大きく引き伸ばした「炎上前の名古屋城」と「炎上後の名古屋城」を比較します。大型の空中写真は名古屋で初公開です。
◎名古屋城の焼失を物語る当時の貴重な資料「名古屋城焼失一報電文案」(愛知県教育委員会提供)、「国宝建造物滅失届」(名古屋城総合事務所提供)など当時の資料をパネル展示します。
◎5月14日の空襲は名古屋北部市街地を焼き尽くすのが目的であり、名古屋城は爆撃目標では無く、誤爆であったことを米軍資料で見ていきます。
◎名古屋城の再建が戦後の復興と重なっていったことを地図・写真で見ていきます。






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「知られざる沖縄の真実
 ―ハンセン病患者の沖縄戦」展

5月30日(火)~7月1日(土) 3階展示室

ピースあいちでは、開館一周年の特別展「沖縄から戦争と平和を考える」以来、毎年6月23日の「沖縄慰霊の日」をはさむ時期に、沖縄をテーマに企画展を開催してきました。
今年は、沖縄県名護市にある沖縄愛楽園交流会館のご協力のもと、沖縄県のハンセン病患者がたどった差別と偏見の歴史、とりわけ沖縄戦におけるハンセン病患者の受けた苦難に焦点を当てる企画です。
今回の展示は、ハンセン病についての正確な情報を伝え、ハンセン病患者への根拠のない差別と偏見を払拭するために、沖縄戦前後の愛楽園と患者たちの苦難の歴史を中心に、愛知県のハンセン病の実態の解明への足がかりともなるよう構成いたしました。
また、患者と家族が差別と偏見に苦しむ時代に、患者に寄り添い、ハンセン病の治療と研究に終生を捧げた医師・小笠原登(1888~1970・愛知県甚目寺村円周寺出身)の遺品なども展示します。



関連イベント 講演会
「戦世(いくさゆ)の愛楽園
―沖縄のハンセン病患者をめぐる差別・偏見・排除のかたち―」

6月24日(土)午後1時半~3時半 1階交流のひろば

お話 沖縄愛楽園交流会館研究員 鈴木陽子さん






特別企画「ピエゾグラフによる いわさきちひろ展
 ―世界中の子どもみんなに 平和としあわせを―」

7月18日(火)~8月31日(木) 3階展示室
休館日 月曜日(会期中は日曜日も開館)
入場料(入館料含む) 大人500円・小中高生200円


平和を願い、子どもへのあふれる愛を描いた画家いわさきちひろ。1918年生まれのちひろは、日本が戦争へと突き進んでいく時代に、二度にわたる中国(旧満州など)での生活や東京空襲などを経験し、命だけでなく、人の心もむしばむ戦争の現実を目の当たりにしました。
戦後、画家となり、生涯を通して子どもたちの姿を描くことで平和を願い、本当の豊かさや、優しさ、美しさを世に問い続けました。残された9千点を超える作品は世代を越えて親しまれています。
本展では、ちひろが平和への願いを込めて作り上げた絵本、『戦火のなかの子どもたち』などを中心に、子どもを描いた数々の名作を、美しい複製画ピエゾグラフで展示します。



関連イベント
講演会「母いわさきちひろを語る」
7月23日(日)13:30~ 1階交流のひろば

お話 松本 猛さん (ちひろ美術館常任顧問)
参加費 大人1000円 小中高生500円 
(入館料や「いわさきちひろ展」入場料とは別途に必要です)






お知らせ・ご案内



「私にとっての平和とは?」投稿募集

戦争はいやだ、平和がいいと思っている/でもそのことを周りの人につたえたことがありますか?/あなたの平和への思いを言葉にしてください/書くことで/言葉にすることで/きっと何かが見えてくる
*文字数 一言から800字まで
*締め切り 2017年12月31日(日)
*応募方法 住所・氏名・年齢・連絡先(電話番号・メールアドレス)を記入の上、
ピースあいちHP「私にとっての平和とは?」投稿特設ページ へ、またはFAX・郵送で。



3階展示室 改装工事終了しました。



ピースあいちボランティア募集

ピースあいちでは現在90人近くのボランティアが、開館時の受付・案内などの当番、展示やイベント企画など行っています。当番は、月1~2回。年齢は20代から80代と幅広い方がボランティア活動に参加しています。
詳しくは、ピースあいちへ  ℡052-602-4222



缶バッジ10周年デザイン

缶バッジ10周年デザイン(直径38ミリ)

ピースあいちの缶バッジ
1個100円です。10周年記念デザインの缶バッジができました。



ピースあいちでは、
・ピースあいち見学会ガイド案内
・戦跡めぐりのご相談
・パネルの貸し出し

など行っています。ご活用ください。
ご案内ちらしはこちら