ボランティア全体会が開催されました      
ボランティア 山田 哲司



加藤さんと堀田さん

 

 3月11日(土)15時から、毎年恒例のボランティア全体会が開催されました。
 館長をはじめ約40名のボランティアの皆さんが参加されました。
 館長の挨拶に始まり、第一部の情報連絡会では、各委員会や班などから報告と訴えがありました。ティータイムのあと、第二部の親睦会が開催されました。新しくボランティア活動を始められた方々、開館当初から活動しておられる方々の発言がありました。ベテランボランティアの野原良和さんからは、「黄土高原中国内モンゴル自治区のクブチ砂漠でのポプラの植林に参加(ボランティアとして)されていること」などのお話もうかがいました。

 

 館長が金子勝さんの講演会できかれた「資本主義は終わった」という提起が新鮮でした。政府・自民党は、「景気を良くするために」とか「雇用をつくりだすために」とかいって税金(私たちが出した)を気前よく大盤振る舞いしますが、金持ちが得をするだけで、私たちの生活は良くなりません。資本主義が行き詰まっていたのです。
 世界中が財政・金融「政策」などではなんともならないので、かつてのように「戦争」に活路を見いだそうとしているのかもしれません。欧米では「ポピュリズム」といわれる勢力が台頭してきていますが、難民を敵視したり、他の国を悪者にしたりして人気を集めているだけにしか思えません。ナチズムが復活しているような気がします。

 

 「難民」を生み出している戦争の原因は誰がつくり出したのでしょうか。ISは誰が生み出したのでしょうか。戦争で儲けているのは誰なのでしょうか。
 今の私にできることは、自分が生きている「日本」が侵略「戦争」を始めないように、安倍政権の危険な行動を阻止していくことだと思っています。最重要課題は「共謀罪」の成立を阻止することです。



●ボランティア全体会の後、「美濃守繁忠」さんのつぶやき(ツイッターから)●
 ボランティア全体会のとき頭が真っ白になっちゃってグダグダになっちゃったけど、自分は楽観的なタイプなので気にしない。ただ、一応今日ど忘れして「ピースあいち」で伝えきれなかったことを載せとこう。
 私は幼少の頃から祖父母に会うたびに、戦時中、街に米軍の戦闘機が機銃掃射をしたという話を聞かされて育ち、家でも普通に戦争の話を日常会話と同じようにしていた。そのせいもあってか、次第に戦争に関心を持つようになった。
 そして、夏休みに「ピースあいち」のボランティアを見つけ、もっと戦争に対する専門力を身に付けたいという思いもあって、ボランティアを始めた。ボランティアでの人生の先輩との出会いは自分自身の財産になったし、かけがえのないものである。
 私は、大学に入学しいろいろな学問を知る上で戦争や平和をある一定の方向からだけ見るのではなく、さまざまな学問分野や視点から見ていく必要があるのではないかと考えている。このボランティアを通して戦争の悲惨さはもちろんのこと、さまざまな視点から戦争や平和を考えることの大切さも伝えていきたい。
 また、今年はいろいろと積極的に取り組みたいし、実はガイドもやってみたいと思っている。いろいろとチャレンジしていきたい。
  このような内容を話す予定でした。