「ピースあいち」のボランテイアたちで朗読の会「オリーブ」を結成しました!
会員を募集しています!   
ボランティア・朗読の会「オリーブ」世話人 大久保勝子
(NHK朗読講座受講後 朗読の会「木蓮」8年の会員 朗読の会「エーデルワイス」の世話人)



 「ピースあいち」に朗読の会が誕生しました。
 この朗読の会「オリーブ」は、戦争と平和の資料館「ピースあいち」で、日々ボランテイア活動をしている有志が集まり、あらゆる文学作品のことばと心を、朗読によって声を出し、文学のことばの世界から「平和への思い」を汲み取ってもらい、子どもたちやあらゆる人々に「平和の大切さ」を感じてもらうきっかけとなるように活動していきたいと考えております。
 会の名前の「オリーブ」は、平和の象徴として、国連旗にも描かれているオリーブです。

 さて、朗読をお勧めしていると、「朗読って苦手だな、学校の国語の時間で読まされて、汗をかきながら読んだことを思い出す。だから、だめです」と、言う人が多くいました。それは、遊びに夢中になって、事前に漢字の意味と読みを調べていなかったからでしょう。でもそうゆう子どもは、身体で表現するのが上手いに違いないですね。ことばの意味を知れば、もっと楽しい世界を感じ取っていたに違いありません。
 文学の中には、戦争を体験した作家や詩人が、その確かな言葉を駆使して平和を伝える作品が多くあります。作家の心にある日本語の意味の深さや、思いの優しさを表現しています。そんな作品を、朗読者が声を出して読み、聴いてくださる人々に伝えていくことは、いい活動だと思っています。

加藤さんと堀田さん
 

 現在のメンバーは7名で、桑原勝美・森下規矩雄・太田君子・東野裕子・田島美代子・大橋薗子・荻野克典氏が発声の指導として入会。大久保勝子が世話役です。練習活動は月に1回、第3金曜日4時15分から5時30分まで。これまで、2016年9月から12月まで、発声練習から始めました。
 今年は「ピースあいち」の10周年。5月14日の10周年記念式典で、ピースあいちの1階に掲示されている「希望を編み上げる」(作 岩川直樹)/「へいわってすてきだね」(作 安里有生<沖縄の小学生>)/「倚りかからず」(作 茨木のり子)の3編の詩を朗読することが決まっています。

 今後のテーマは「文学の中の戦争」とし、文学作品の中にある戦争体験から、平和への思いを、聴く人達に拡げていきたいと思っています。
 どんな作品を読むのかな…、
1.作家による文学作品の短編やエッセイ、詩、などの朗読。
2.「語り部の作品」も取り入れて朗読する。
3.子ども向けに童話からも選択して紙芝居も読み聞かせる。
 作品に合わせて、「オリーブ」の朗読会は、サロンのような雰囲気を醸し出して、その時に相応しい楽しい時間を創れたらいいなと思っています。

 「戦争と平和の資料館 ピースあいち」の活動に寄り添って、各種イベントのお手伝いとして「朗読会」を添えることで、地域の人達の年齢層に大人から子どもまで多くの人に、親しみを覚え、「平和への意識を高める」良いきっかけとなるよう活動していけたらと会員一同、願っております。

<ぜひ朗読会にご参加を!>
 朗読を初めてやってみようと思う人でも歓迎します。日頃のボランテイア活動が、楽しく明るくなることでしょう。また、朗読に関心がある人は、「ピースあいち」で、月に1回でもボランテイアをしていただければ朗読会に参加できます。