今月の「ピースあいち」◆来館者アンケートより           
   



3階の会場いっぱいに展示された寄贈品の数々。寄贈されたたくさんのモノから、戦時下の人々の暮らしが浮かび上がってきます。「戦争」の実相を伝える・考える企画、「寄贈品展」。今月も小学校の子どもたちが来館してくれています。・今年もたくさんの方にご来館いただきありがとうございました。たくさんの感想・ご意見ありがとうございました。

■アンケートより

戦争はやってはいけないとしっていたけど、なぜかあいまいだった。ここへきてとってもよくわかってよかったです。戦争はやってはいけない。そうあらためておもいました。(12歳女)

展示の構成、パネルの文章など気持ちのこもった、明確な内容で、心を突き動かす力があると思いました。(39歳女)

日本のあの戦争について、決して忘れてはならない。今の日本の政治の動きをみるとき、今の日本のあり方は、間違っていると思う。今の日本国憲法が与えられたことを感謝して、しっかり守らねばならない。これが世界平和をリードすべき日本の歩みと思う。展示、大変重いものばかり、一冊の本にまとめられることは可能でしょうか?(74歳男)

私の父(8年前に82歳で死亡)も、戦地に行きました。戦後は、山梨の故郷に帰り、高校の社会科教員として働きました。授業では、自身の体験を語ったりしていたようです。家庭ではあまり話すこともなかったように思います。戦地の現地の住民との交流をおもしろおかしく話してくれることはありました。ここでの展示を見させて頂き、ひとり一人の戦争体験があるのだと改めて思います。母なり、子どもなり、それぞれの思いが切なく思われます。語り継いでいってほしいですね。(57歳女)

私は戦後生まれです。家族だんらんの丸テーブル、ラジオ、時計がすごくなつかしく感じられます。空襲警報の再現音を聴くと胸が熱くなりました。当時今は亡き母が尾西にいたので、一宮の空襲で真っ赤に染まった話をよく話してくれました。今イジメで子どもたちが亡くなっていますが、大人のイジメが戦争だと思いますので、このような事がおきない様お願いします。(66歳男)

生前の父から戦争の話をきいた事がほとんどありませんでした。あまり話したがらなかったので…。今後も今の平和が続くことを願っています。(58歳女)

保育園の子どもたちと来館しました。動物園の話は、子ども向けにしていただき、子どもたちもよく聞いていたと思います。絵本の話は内容がむずかしかったように思いましたが、子どもたちはわからないなりにもよく見ていました。「戦争」を知るきっかけになったと思います。担任の私たちからではなく、違う方から聞かせてもらうことで、真剣さも増したのではないかと思います。毎年見学させていただけるといいなと思いました。(子どもたちと来館された保育園の保育士さんから)

初めて伺いましたが、色々な資料、沢山展示してあり、興味深く拝見させて頂きました。又ガイドの方の説明も詳しくて、じっくりお話を聞くことができました。たまたま、いとこの父親の戦争体験記の資料置いてあり、それも手に入れることができました。(68歳女)

個人の寄附による会館ということと、ボランティアの方々の熱心な活動に寄る運営という事に驚きました。現在の日本の不穏な空気を感じるこの頃。この様な資料館の存在は本当に必要だと感じました。(66歳女)

展示わかりやすく大変参考(勉強)になりました。又ゆっくり来たいです。(60歳女)

人類は平和に生きたいと思うが、それは、さんざんな思いをしての結論だったのだと今さらながら思った。戦争は絶対にいかん!何としても戦争をしたがる勢力を阻止しなくては!…と思うが無関心をよそおっている人たちに、どのように分かってもらえるのか。少しずつですね。その思いを手ばなさずにコツコツですね。この建物ずっと維持してください。(66歳女)

平和に対する希求は常にあって、ともすれば弱くなりがち。この会館を訪問して、想いを新たにして、こぶする意味・価値・必要があると思いました。民間の力で支えられていることも尊といと思いました。本当は国がするべきなのに、日本の問題はそこにあると思います。(75歳女)

「あとかたの街」で知ってきました。知りたいことがまだたくさんあるので再来します。(51歳女)

戦争の悲惨さは充分体験している といっても、もっと果てなくきびしいものがあることを展示されている。ピースあいちは、行政にしばられていない、私達の思いを展示されていてうれしい。歴史から平和を考えるお話には希望がもてました。この悲惨さから、人権を大切にする新憲法を、9条を守りつづける努力をこの展示は語っている。(82歳女)

愛知県に住んでいますが、地元が戦争でどのような被害にあったのかあまり知らなかったので、こちらで学べてよかったと思いました。特に企画展(戦争の中の子どもたち・ゾウれっしゃ)のところは、多くに人に見てほしいと思いました。(43歳女)

<平和へのメッセージ>

戦争はたくさんの人が亡くなります。だから戦争はいやです。ぼくは今の平和の方がとてもいいです。だから戦争は反対です。(11歳男)

日本が二度と戦争しないように、若い力としてがんばりたいと思いました。(12歳男)

戦争などのあらそいは、ぼくはきらいです。なのでしょうらいは、戦争のない国にするよう、ぼくたちのせだいもちゃんとしていきたいです。(12歳男)

私はずっと戦争のない、みんながずっと笑顔でいられる国であってほしいです。(12歳女)

いままでの戦争にたいするいしきがかわりました。昔すぎた事だからと思っていましたが、同じ日本がおこした事なので、じっかんしたというか。まのあたりにしたので、感じたことは、ぜったい戦争なんておこさないと思いました。(12歳女)

普通の日常が平和なんだと思います。平和なことが一番いいことだと思いました。(12歳女)