今月の「ピースあいち」◆来館者アンケートより           
   



12月8日から始まる寄贈品展の準備が進んでいます。何といっても300点を超える寄贈資料の展示です。壁に展示する手紙や写真、日章旗、地図…一つひとつを丁寧にパネルに貼り付けます。目録の整理、寄贈者へのご案内…。そんな中、近所の保育園の子どもたちが来館。「ツルにのって」のアニメを見て、折りづるを作って、最後にみんなで、「ぞう列車」を大きな声で歌ってくれました。作業で疲れていたスタッフ、一気に元気になりました。

■アンケートより

名古屋も戦場であった事を実感しました。伝えていく事が大事だと思いました。現在でも戦争が行われており、平和を考えていかなければならないと感じます。(44歳女)

戦争のおそろしさや苦しさを実感できました。そのころの考え(学校)が今と違っていて、おどろきました。今後の世界は平和で安全を意識して作っていきたいです。(12歳男)

ここは戦争体験者の方が著した本などがたくさんあって、戦争についてよくわかりました。2階は少し怖かったけど、勉強になることがたくさんありました。私も二度と戦争はしないでほしいです。(14歳女)

2階にある体験談は泣けました。(32歳男)

戦争のつらさ、悲しさを知れてよかったです。「あの時、自分ならどんな行動をとっていたのか?」そんなことを思いました。二度と戦争が起こらないでほしいと思いました。(11歳女)

戦争の無益さを思います。戦争は何故起こるのか?何故止められなかったのか。知らないうちに戦前になることのないように、今私たちはどうすればよいのか、身近な人たちと常に語り合っていかねばと、思います。(69歳女)

こうした施設が民営として維持されていることに、少なからず違和感を覚えます。名古屋市内でも、各区毎に「文化小劇場」と称する施設が設置され、老若男女に利用されています。それはそれで有意義でしょうが、市民の税の活用方法にも若干の工夫ができないものでしょうか?(83歳男)

午前中名古屋市博物館にいて、そこで思いついて来た。高校生のころから来たいと思っていたがなかなか来れず思いきって来た。祖母からぞう列車の話は聞いたことがあったが、絵本ははじめて見た。壁に掲げられたパネルにより詳しい説明があってよかった。(18歳男)

先の戦争が15年も続いていたとは知らなくて驚きました。展示を見ながらその当時の人々がどんな思いで毎日生きていたかと思い、とても苦しくなりました。今、政治の進む道が戦前のところまで戻ろうとしていると感じます。いつまでも戦後でいられるよう、子どもに戦争について学ぶ機会をつくっていきたいと思っています。(51歳女)

社会の歴史などでよく聞くけれど、太平洋戦争が15年も続いていたことは知らなかったのでとても驚きました。自分の祖父も戦争を体験しているので話をよく聞いていましたが、写真をみると改めて戦争って怖いなぁと思うことができました。先人たちが血をたくさん流して死んでいった戦争を、もう二度としてはいけないと思いました。(13歳男)

<平和へのメッセージ>

実際の写真をみて、本当にあり、多くの人が死んでいて、本当に危険だったのだと実感しました。自分より小さい子が血だらけの姿で、かわいそうでした。今後の世界は僕たちが平和な世界を作っていきたいです。(12歳男)

実際の写真や物を見て戦争のおそろしさを知り、もう二度と戦争をしてはいけないと思いました。(13歳男)

「平和」への想い。それは人それぞれ違うと思うけど、みんな、平和=幸せと考えるだろう。私もそう思う。それが小さな幸せでも大きな幸せでも平和だと思う。世界が平和になることは難しいが、少しでも幸せになれるよう、日本が率先して動かなければいけないと私は思う。(13歳女)

2度と戦争をしてはいけない。平和を続けるために、みんな平等とし、差別をなくす。家族を悲しませてはいけないと思います。(13歳女)

世界中の人々が意識しないと平和は成り立たないと思う。みんなが平和とはなにかの意識をもつことが大事だと思う!!(14歳男)