水墨画で戦争の痛みを描く ~長野県の高校生の作品展~ (2019/10/15~11/30)

2019.10.18

 長野県の高校で学ぶ生徒たちが、写真や文章でしか知らない戦争に思いをはせて、“戦争の痛み”を描こうとした水墨画です。

 指導にあたる江原一幸(長野県佐久平総合技術高等学校)美術科教諭は、自らが、東日本大震災が襲った陸前高田市の街の様を描いた際に感じた痛みや衝撃が、指導のきっかけになったと語ります。「描くときには痛みを感じ、完成した絵からは肌で感じる衝撃を受け、言葉にならないものでした。私自身が感じたこの感覚を、美術の授業を通して多くの生徒に体感してほしいと思いました」。

 2013年から2018年までの間に描かれた水墨画の中から7点を展示します。

《展示入れ替え》

第1期10月15日(火)~11月6日(水)、第2期11月7日(木)~11月30日(土)

開催期間 2019年10月15日(火) ~ 2019年11月30日(土)
開催場所 プチギャラリー
入場料 入館料のみ