ピースあいち特別展「水木しげるの戦争と新聞報道」(2019/7/16~9/1)

2019.04.24

 

 

    漫画『ゲゲゲの鬼太郎』などの作者、水木しげるさんは、1943年春、21歳のときに太平洋戦争の激戦地ニューブリテン島(現パプアニューギニア)へ二等兵として送られました。部隊は全滅、ひとり生き残りジャングルを敗走し、爆撃で左腕を失いました。
  本展では、水木さんが自身の戦争体験を元に描いた漫画『ラバウル戦記』『総員玉砕せよ!』の作品と共に、当時の新聞報道を展示します。言論統制下の新聞には「宣戦布告」「玉砕」の勇ましい言葉が並んでいしましたが、漫画では戦争が人をどれほど不条理に死に追いやるかが描かれています。

 

「軍隊で兵隊と靴下は消耗品といわれ、兵隊は“猫”位にしか考えられていないのです。」「僕は戦記物をかくとわけのわからない怒りがこみあげてきて仕方がない。多分戦死者の霊がそうさせるのではないかと思う」(「総員玉砕せよ!」あとがき)

 

 この夏、水木しげるさんの遺したメッセージを、ぜひ受け取っていただきたいと思います。

 

協力 水木プロダクション、新聞博物館

 

 

開催期間 2019年7月16日(火) ~ 2019年9月1日(日)
開催場所 3階企画展示室
入場料 大人600円 小・中・高生200円(入館料大人300円 小・中・高生100円を含みます)
関連企画 講演会 「父 水木しげるの戦争を語る」
7月20日(土)13:30~15:00 
1階交流のひろば
お話  原口尚子さん(水木しげる長女)
参加費 大人1000円 小中高生300円(入館料や水木展入場料とは別途に必要です)
要予約 定員になり次第締め切ります。

講演会 「妖怪ぬりかべと水木しげるの戦争体験」
と き 8月17日(土)13:30~15:00 
ところ 1階交流のひろば
お話  蛸島直さん(愛知学院大学文学部教授 民俗学)
参加費 入館料または特別展入場料でご参加いただけます。
その他 会期
7月16日(火)~9月1日(日)11:00~16:00(最終日は15:00まで) 
休館日・月曜日(会期中は日曜日も開館します)